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2019.10.21【底堅かった週末のビットコイン、揉み合い継続と予想する理由】

2019-10-21 09:06[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 891,595 19,003 32.0 24,516 5,957
先週金曜日対比
+2.0% ▼1.3% ▼1.2% +3.0% +0.5%

Review

リブラは認めない?

週末のBTC相場は底堅い推移。8000ドルのオプションのストライクに吸い寄せられるように7900-8100近辺での取引を続けていたが、足元では8300ドル、90万円近辺までの上昇を見せている。8000ドル割れ水準でガンマディールが買いに転じたことも有り8100ドル(約88万円)近辺に値を戻していたBTC相場だが、英EU間の離脱案合意やG20でのリブラへの規制への懸念もあり7900ドル(約85万円)に値を戻していた。注目のG20では異例のプレスリリースでリブラを当面認めない姿勢を明確にされた。しかしXRPのQ3の市場売却額が激減、フィデリティーがテスト段階を終え全機関投資家に仮想通貨サービスを提供するとのFTの報道もあり底堅さを見せると、英議会の離脱案先送りで急騰した。その際は8100ドルで反落したが、香港デモが勢いを増した事も有ってか、今朝方は8300ドル近辺まで上昇、その後反落している。

Outlook

239日の公聴会が決定打?

本日のBTC相場は引き続き8000ドル近辺での揉み合いか。ワシントンG20では共同声明などの発表は見送られたが、ステーブルコインに関してだけ異例のプレスリリースを発表、リブラは当面認めない姿勢を打ち出した。日銀の黒田総裁も「(関連規制 の)検討中に発行するのは許されない」している。それでも2020年中発行の旗を降ろしていないリブラ側の姿勢に対し、当局者のいら立ちが垣間見える。239日のFB社CEOへの公聴会が決定打となれば、悪材料出尽くしで本格反発もあろう。離脱問題も先送りであり、当面は材料不足で揉み合いか。

*今朝方、お伝えしましたザッカーバーグCEOの米下院公聴会ですが10月23日に前倒しされておりましたので、謹んで訂正申し上げます。

FXcoin Daily Report 2019.10.21.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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