2019.10.28【週末にビットコイン暴騰。今後はどうなる?】

2019-10-28 09:16[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 1,040,112 20,185 32.2 28,454 6,538
先週金曜日対比
+28.3% +15.0% +6.6% +22.6% +20.2%

Review

習近平は本気か

週末のBTC相場は大幅上昇。一時、1日で4割弱の暴騰を見せ、反落後も底堅い値動きを見せている。リブラの事実上の延期や量子コンピューターへの懸念もあって一時80万円を割り込んでいたBTC相場だが、金曜日にイスタンブールのメインネット移行日程が決まったETHがじり高、習主席のブロックチェーンを技術革新の核として推進との発言もあり上昇を始めた。すると相場の重しとなっていた8000ドルストライクが大幅に期日を迎えていたところに米株の上昇などが加わり、先週の急落の半値戻し83-84万円を上抜けるとショートカバーもあり95万円近辺まで急騰。1か月前に割り込んだ200日移動平均線を前に上値を重くするが、中国で暗号法が可決が伝わると移動平均線を上抜け急騰、一時1万ドルを上抜けた。しかし移動平均線のデッドクロスした事や利食い売りに押され100万円を割り込むも、中国のSAFEのブロックチェーン活用もあり100万円を回復している。

Outlook

中国絡みのヘッドラインは続く

本日のBTC相場は底堅い値動きを予想する。弊社はBTC相場が大底を付ける条件として①売り材料の一服②アルトコインが先導③強気派が日和る事を挙げていた。今回はリブラと量子コンピューターで売り材料が一巡、アルトもXRPやETHが主導、一貫して強気予想だった弊社まで「短期的に警戒が必要」としたところが大底だった。大底から4割上昇し、ダマしの見極めとなる15%、更に30%の壁も突破しており本格上昇局面入りしたか。習発言は本日からの4中全会に先立ったもの。その後ヘッドラインが続いた事は偶然ではなく、まだ続きそうだ。

FXcoin Daily Report 2019.10.28.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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