2019.11.14【小動きのビットコイン相場、次なる一手は?】

2019-11-14 08:22[ 中村健太郎

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 957,393 20,263 29.6 31,392 6,704
前日比 +0.7% ▼0.4% ▼1.5% ▼0.4% ▼2.0%

Review

方向感のないBTC

昨日のBTC相場は小動きも上値の重い展開。一昨日に引き続き、96万円超の水準では跳ね返され、上値も下値もトライできず、非常に狭いレンジでの取引が続いた。朝方には米CMEのBTCオプション取引の開始日を発表、日中はBinanceが取引サービスに世界中の全法定通貨に対応する計画や、中国人民銀行が「デジタル人民元はまだリサーチとテストを行っている段階である」との公式声明を発表したりと、仮想通貨関連の材料が続いたものの、市場の反応はなかった。昨日の注目ポイントであった米消費者物価指数はコアCPIは前年同月比2.3%上昇となり、特段サプライズなし。パウエルFRB議長の議会証言では「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切」と述べる一方、「基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と述べたが、金融緩和期待前進とはならず、それに対するBTC市場の反応は限定的だった。

Outlook

BTCの次なる一手は

本日のBTC相場は底堅い展開を予想。引き続き材料難が続き、95万円近辺での揉み合いが続いているが、地合いは悪くないと考えている。海外の交換業者ではオプション取引の開始や対応通貨の拡大等、仮想通貨取引を拡大・推進する動きが多く、全体的にはポジティブな方向に向かっているか。また、国内ではヤフーとLINEの経営統合の報があり、両者はそれぞれTAOTAO(ヤフー)、BITMAX (LINE)と仮想通貨取引所を傘下に持っており、統合が実現すれば、仮想通貨業界にも大きな影響が出る可能性もあり注目。

FXcoin Daily Report 2019.11.14.pdf

中村健太郎 (なかむらけんたろう)

大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。

アーカイブ