マトリクス投資法によるテクニカル分析

2019-12-05 18:48[ 大西知生

大西知生のテクニカル分析 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

< 要 旨 >

相場は年初来高値1,495,441を起点とする下降チャネルを形成している。移動平均線のデッドクロスを形成、および一目均衡表の基準線が下方向を示していることから売り圧力が強い。相場はもう一段安となる可能性が高い。下限のメドはサポートラインのある69万円前後か。

【個別ツールごとの分析】

① パターンフォーメーション

相場は大きな下降チャネルを形成している。このチャネルのサポートラインは本日690,028に位置している。昨年来安値355,355(2018 Dec15)からの戻り高値1,495,441(2019 Jun26)のフィボナッチ61.8%の790,868はブレイクしているためもう一段安となる可能性がある。

② 移動平均線

11月13日にデッドクロスを示現し下げ圧力が強い。9日移動平均線が上を向きつつあるため反発の兆しをみせつつあるが、実際の買い出動はゴールデンクロスを待ちたい。

③ 一目均衡表

相場の方向性を示す基準線が下向き傾向となっている。加えて転換線は基準線の下に位置しており、ローソク足も“雲”の下のままである。引き続き売り圧力が強いことを示唆している。

④ ボリンジャーバンド

711,069(2019 Nov25)の安値をつけた後、小反発したがMidバンドに上値を抑えられた。改めて下値を模索しに行く可能性がある。

⑤ RSI

38.4やや売られすぎ水準。711,069(2019 Nov25)の安値をつけたときは13.6で売られすぎ水準にあり反発したが、節目となる50を超えきれなかった。当面は下値模索の展開となろう。

【 まとめ 】


< チャートポイント >



< 個別ツール >


 < 総 合 >

大西知生 (おおにしともお)

FXcoin株式会社 代表取締役社長

慶應義塾⼤学経済学部  東京銀⾏(本部、フランクフルト支店)、ドレスナー銀⾏、JP モルガン銀⾏、モルガンスタンレー証券、ドイツ銀⾏グループを経て、2018 年1 ⽉より現職。2017 年まで東京外国為替市場委員会副議⻑、同Code of Conduct ⼩委員会委員⻑。 「J-MONEY」誌において2017 年テクニカル分析ディーラー・ランキング第1 位。 著書に「FX 取引の王道 − 外貨資産運⽤のセオリー」(⽇本経済出版社) 経済学博士

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