• TOP>
  • マーケット情報>
  • 2019.12.9【再び7500ドルで膠着したビットコイン、ブレークは上か下か】

2019.12.9【再び7500ドルで膠着したビットコイン、ブレークは上か下か】

2019-12-09 09:05[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン



通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 817,638 16,443 25.0 23,307 4,974
先週金曜日対比
+1.9% +1.3% +2.9% +0.7% +1.5%

Review

7500ドル回復

週末のBTC相場は底堅い展開。ジリジリと値を戻したが、上値も重く、結局、7500ドルを挟んでのもみ合い推移となっている。先週、一時78.5万円のサポートを割り込むも、そこから84万円までのショートカバーを見せたBTC相場だが、その後77万円台まで値を下げるも下値警戒感が根強く下げ渋る展開。そうした中、金曜日にSECがCMEのBTC先物の投資家向けファンドを承認したと伝わるとジリジリ値を上げ始めた。注目の米雇用統計は思いのほか強く、長期金利上昇、ドル買いで金価格などは急落したが、BTC相場はむしろ米株の上昇を好感したか80万円台を回復した。更にクドローNEC委員長が米中合意に前向きな発言をすると上値を重くしていた7500ドルを超え日本円で82万円台に乗せてきた。しかし、目立った材料のない中、7500ドルのオプションストライクの影響を受けると値を下げたが、イスタンブールの成功や香港デモの影響もあってか値を戻している。

Outlook

84万円の戻しで生き残ったショート

本日のBTC相場は横ばい圏でのもみ合い推移か。引き続き目立った材料のない中、投機筋の需給に左右されやすい展開が続いている。足元の戻しも、84万円の戻しで生き残ったショートの買戻しが中心か。その結果、11月末に多少減った筈の7500ドルのストライクの影響下での推移を続けている。強い結果だった米雇用統計にリスクオンの買いで反応した。これは米中摩擦と同様、摩擦激化や利下げ浮上はBTC買いだが、逆もリスクオンで買いとなるということか。暫くは7500ドル近辺でもみ合いそうだが、84万円を抜ければショートカバーあるか。

FXcoin Daily Report 2019.12.9.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

アーカイブ