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2019.12.11【米中の駆引き激化、本日のビットコイン相場はイベント待ちか】

2019-12-11 09:10[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン



通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 784,031 15,840 24.2 22,536 4,827
前日比 ▼1.2% ▼1.7% ▼0.8% ▼0.9% ▼1.2%

Review

米中間の駆け引き激化

昨日のBTC相場は軟調な展開。7500ドル近辺でもみ合い推移していたが、反発力に乏しくジリジリと値を下げ続け、気づいてみたら7200ドルのサポートを一時割り込む展開となっている。7500ドルのストライクの影響もあってか狭いレンジで取引を続けていたBTC相場だが、上方向へのブレークに失敗すると反落、79万円台まで値を下げていた。そこから80万円台に値を戻すがBinanceのIEO銘柄であるMaticが7割の暴落したこともあり上値を重くした。今度は、Dow Jonesなどが中国当局者の発言として15日の米関税引上げ延期期日での引き上げはないと予想と報じたことからリスクオンに傾きかけたが、逆にクドロー国家経済会議委員長が米中間で最終合意はないとしたことが失望を呼び、BTCも値を下げた。ただ、軟調なBTCに対し米株などは切り返しておりBTCの地合いの悪さが目立った形。入札前に米債金利が上昇、ドル買い、金売りとなったことも影響したか。

Outlook

閑散に買いなし

本日のBTC相場は底値を探る動きか。昨日は目立った売り材料もない中、レンジを若干切り下げており、地合いは芳しくない。ここから12日にFOMC、英総選挙、15日に米対中関税延期期日を控えており、様子見姿勢から出来高が減少していることが影響しているか。実需が売りサイドに偏るBTC相場では閑散は売りだからだ。先週の84万円までの急騰で生き残ったショートの巻き戻しが一巡したのかもしれない。本日もイベント前で閑散な中、上値の重い展開が続くか。ただ、ショートカバーへの警戒感も根強く、下値も限定的か。

FXcoin Daily Report 2019.12.11.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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