2019.12.19【見覚えのあるビットコインの急反発、上値の目途は?】

2019-12-19 08:44[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 780,699 14,407 21.5 20,621 4,483
前日比 +8.2% +7.7% +7.5% +6.7% +9.8%

Review

ショートに達成感

昨日のBTC相場は底割れ後、急反発。前回安値の71万円を割り込むも、80万円近辺までの急反発を見せている。キーとなる7000ドル水準を下抜けた後、先月25日の安値である6500ドル、日本円で71万円を前に下げ渋っていた。しかし、BitgoがBSVの来年2月のハードフォーク以降、同通貨をサポートしないとし、またECB訪問中のブレイナードFRB理事が再びリブラを厳しく非難したこともあってか同水準を割り込んだが、安値を更新するやショートカバーを誘発、SECが認定投資家の範囲を拡大するとのニュースも追い風となったのか、一時81万円台まで値を上げた。BitMEXのポジション推移をみると、相場が反転した21時から23時にかけてロングのロスカットが多く、ショートカバーらしき動きは翌朝5時以降まで観察されない。即ち、前回安値付近のストップをトリガーして、達成感からショートの買戻しが殺到した形か。

Outlook

11月25日との相似性

本日のBTC相場は落ち着きどころを探る展開か。今回は70万円台から81万円台まで反発したが、何故70万円かといえば前回安値が71万円だったからで、81万円で止まった理由の一つはここまで売り回転できた投機筋が値ごろ感から戻り売りが被せてきた格好か。ではなぜ81万円で値ごろ感が出るのかといえば、11月25日の71万円からの反発が一旦80万円で止まったことが影響しているか。トレンド転換というのは時期尚早だが、その2日後に相場は75万円まで下押しして84万円まで急騰した事は覚えていた方がいいだろう。

FXcoin Daily Report 2019.12.19.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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