2020.01.15【BSVがBCHを抜いた背景とビットコインの上値の目途】

2020-01-15 09:17[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン



通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 950,162 18,247 26.0 36,722 6,404
前日比 +6.5% +14.8% +11.5% +24.6% +16.9%

Review

BSV、BCHを抜く

昨日のBTC相場は続伸。週末に上値を重くしていた90万円台を抜けると96万円台まで上昇、100万円の大台が視野に入る展開となった。週末はBitcoin.comの取引所トークン発行などもありBCHが上昇、BTCもつれ高となるも90万円を前に足踏みしていた。しかし、Twitterの投げ銭機能検討の報にBTC使用の期待が高まり、また中国を為替操作国から解除するなどリスクオン的な流れの中、BCHやBSVが再び上昇を主導すると94万円台まで上昇。金融庁の仮想通貨関連法案の内閣府令公表もあり一旦上げ止まったが、自称サトシのクレイグ氏が裁判で提出した書類で同氏のBTC大量保有を裏付ける書類が出たことで同氏がサトシだったとの思惑からかBSVが急騰、時価評価でBCHを抜くとBTCも連れ高、フィデリティの欧州進出やCNBCでの年内ETF承認6割予想などもあり96万円台まで上昇、足元ではBSVの再上昇に再び上値を窺う展開となっている。

Outlook

200日移動平均線・100万円

本日のBTC相場は上値余地を探る展開を予想する。Bitcoin.comのトークン発行やクレイグ氏がサトシだった可能性を材料視する向きもあるが、結局は半減期を迎える2通貨が3か月前に織り込みを始めた格好。これによりBTCにも1か月後に同様の展開が期待され、買い安心感に繋がっている。材料的には中国高官による仮想通貨取引禁止発言など強気一辺倒ではないが、それだけ潜在的な買い圧力が強い証左か。まずは9100ドル近辺の200日移動平均線が日本円の100万円の大台と重なって意識される展開か。

FXcoin Daily Report 2020.1.15.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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