台風とICO

2018-10-01 23:38[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 Ethereum 仮想通貨

週末は待ちに待った北海道ゴルフ合宿に行ってきました。地震の影響で見直しも考えたのですが、状況が一段落しているなら行ってお金を落としたほうが地元のためになるだろうし、チケットはマイルで取りましたが、ここまで家族サービスに相当注力した上で手に入れたチケットですから、そう簡単にキャンセルできません。

金曜日にWeekly Market Reportを大急ぎで書き上げ、羽田19時発の全日空便に飛び乗りました。レンタカーを借りて札幌市内のホテルには22時頃着きました。そこから怒涛の4軒ハシゴでホテルに戻ったのは2時前です。小職の場合、本気になれば夕飯を2回でも3回でも食べれるので、こういう短期旅行の際に非常に便利です。とりあえずこの日はジンギスカンとラーメン、ザンギをクリアしました。

翌日のゴルフはホテルを5時に出て6時15分スタートです。というのも、前乗りが2名で、残り2名は土曜の朝に東京と福岡から飛んでくるので到着は11時過ぎになります。空港の近くのコースを12時半で予約すると、、、その前に1ラウンド可能ではないですか。かくして寝不足の中2ラウンド決行、その日の夜は3軒ハシゴで力尽きましたが、お昼も合わせ、お寿司、スープカレー、豚丼、最後にいくら丼を制覇しました。

ただ、このいくら丼が今一つだったので、翌日プレー後に早めに空港に行って、イクラとウニをリベンジ、概ね名物をクリアしたので最後は2回目のジンギスカンで〆ておきました。その空港が大変だったのですが、話は少し戻り、土曜日の夜の話ですが福岡からの直行便があまりないせいかAさんは行きは東京経由、帰りは大阪経由の便になっていて、その大阪行きの便がキャンセルになったという連絡がありました。確かに帰宅時はちょうど台風が関西を直撃しているので、札幌16時発の東京経由便に変更しました。我々は19時発で早く空港に着いたら前倒ししようと計画していました。

翌日のプレーは北海道随一の難コースの割には前半は纏まったかな、などと思いながら後半に入ると異変が起きました。その16時の便の欠航の連絡がきたのです。もうすぐ台風が直撃する関西ならともかく夜中に通過する予定の関東行きの札幌16時発すなわち羽田17時半到着便が欠航するということは、19時発の便が飛ぶとはとても思えません。しかしまだ決行の連絡は確認できていません。もうみんなプレーそっちのけで携帯を握りしめて状況把握に努めています。小職は飛ぶとしたら16時より前の便だが昨日キャンセルになった西日本行きの乗客が東京行きに流れてくるからどうせ一杯だろうと半分諦めつつ、新千歳空港駅を15時までに出れば函館経由で川口に23時に着くなとか考えていたのですが、中の一人が19時の便は欠航になったけれど16時半の便がまだ空いていると言い出します。何でも飛行機は東京-札幌を往復している訳ではなく、他の便が欠航になったのは札幌に来る前に西日本のどこかで足止めされているからだそうで、この時間ならまだ羽田に着陸できるかもしれないそうです。

さあ、ここで決断です。まだ欠航知らせは来ていない(実は行き違いで来ていたのですが)ので、帰りの便を予約すると正規料金で3万円以上かかります。とりあえず抑えて、もし欠航にならない、もしくは欠航になっても元の予約からの振り替えが出来なければ3万円が無駄になりかねません。とはいえ、ここで予約せずに空港まで行ってカウンターで振り替えを依頼する頃にはこの最後の東京行きは一杯になっている事でしょう。と思っていたら、残りの3人が次々に予約していくので、ああ3万円をケチっている場合ではないかと思い直し予約しました。

結局、飛行機は引き返す可能性をご了承くださいと言いながら少し遅れて羽田に19時前に無事到着、20時終了のせいで最終の大宮行きに載る羽目になりましたが、3万円も返してもらいました。みんな何だか得した気分になって空港で時価のムラサキウニを頂きました。

このエピソードを報告せずにはいられなかったのですが、仮想通貨との接点が全く思いつきません。台風 仮想通貨でググっても台風情報ばかりです。飛行機 仮想通貨で調べても変な草コインが出てくるだけです。ダメもとで全日空 仮想通貨で調べてみると、ありました。なんと全日空の関連会社がICOでACDという仮想通貨(トークン)を発行していたのです。ICOとはInitial Coin Offeringと言ってトークンを発行して出資者の購入してもらい開発資金を集める手法です。事業計画書にあたるホワイトペーパーひとつで資金を出すのですが、対価はあくまでトークンを受け取るだけで、事業者側に返済義務もないですし、プロジェクトを完遂するなど何ら義務を負う訳でもありません。出資金の回収は基本的に受け取ったトークンを売却益です。要はBTCやETHの発行当初の購入者が億万長者になっているので、柳の下の2匹目のドジョウを目指して宝探しをしているイメージでしょうか。

このACDはACDホールディングが63.3%、全日空が31.7%、食品卸大手の国分が5%出資する同名のACD社が事業体で、集めた資金でブロックチェーン技術を利用したクロスボーダーのEコマースシステムを構築するそうです。要は、中国を中心に日本製品に対する人気が高いのはご承知の通りですが、それを「全日空海淘」というアプリを使って個人輸入の形で発注、輸送や配送を行うというサービスのようです。バックに大手企業が出資しているICOということで2月の募集時には非常に人気があった様ですが、今はどうなっているのか良く分かりません。第1回目のセールでは10億円分が30分強で瞬間蒸発だったと聞きます。百聞は一見にしかず、もうトークンセールは終わっているのですが、その際のホワイトペーパーのURLを添付させて頂きます。まあ、信じるも、信じないもあなた次第ですが、お手すきの際にざっとご覧ください。ICOとはどんなものかイメージがつきやすいと思います。

https://acd-coin.com/acd_whitepaper.pdf

因みに今回の針の穴を通すようにギリギリのタイミングで帰って来れたのですが、内心、ああ、これで今週のネタが出来たと喜んでいる自分がいます。しかし、このエピソードと関連する仮想通貨ネタが見つからず困っていました。もういっそ、帰ってこれなかった方が面白かったか、ああでも、もしそうだったらこうしてネタも書けませんでしたね。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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