• TOP>
  • マーケット情報>
  • 2020.3.26【日経急騰、NYダウ続伸にビットコインがついていけない理由】

2020.3.26【日経急騰、NYダウ続伸にビットコインがついていけない理由】

2020-03-26 09:14[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 734,715 14,997 17.7 24,167 4,301
前日比 ▼2.2% ▼2.9% ▼1.5% ▼3.9% ▼3.7%


Review

米株上昇もついていけず

昨日のBTC相場は堅調な展開。市場の底打ち感が広がる中、6500ドル(72万円)でサポートされたが、7000ドル(78万円)トライには失敗している。民主党ペロシ下院議長の抵抗もあり一時暗雲が立ち込めていた米巨額景気対策が合意の方向に進み始めたことを好感、NYダウが2000ドルを超える急騰を見せる中じりじりと値を戻していたBTC相場だが、1600ドル台に乗せていた金価格が反落したこともあり、75万円台では上値を重くしていた。しかし、WSJで米与野党が合意したと報じられ、日経平均や上海株が大きく上げて始まると、BTCもじりじりと値を戻し始めた。結局、日経平均が歴代5位の上げを見せる中、75万円台を上抜けたが、7000ドル水準で跳ね返されると反落、金価格の1600ドル割れもあり72万円台に値を戻した。その後、NYダウが続騰するも50日と200日移動平均のデッドクロス、本日12時頃予定の難易度改定への警戒感もあり上値を重くしている。

Outlook

米株についていけない理由

本日のBTC相場は底堅い展開を予想する。新型コロナウィルスの感染拡大は予断を許さないが、可決にまでは至っていないが、米景気対策が合意の見通しとなったことで、市場の混乱は収まりつつある。そうした中、一昨日申し上げた様にBTC相場は米株との相関を下げつつあるよう見え、この2日間の米株の戻しについていけていない。短期的にはデッドクロスやDifficulty調整といった材料が上値を重くしているか。量的緩和と財政悪化で長期的に逃避需要が強まろうが、下げが急だっただけにマイナーなどの戻り売りをこなす必要があるのかもしれない。

FXcoin Daily Report 2020.3.26.pdf


松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

アーカイブ