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半減期直前ガイド~その時、ビットコイン相場はどうなる?

2020-05-07 11:16[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 暗号資産 仮想通貨 ビットコイン

緊急事態宣言が延長されました。この結果、子供たちの通う幼稚園の休園も延長、家族の帰京も先延ばしとなりました。GW中に富山に迎えに行って、帰りに軽井沢のおもちゃ王国などに寄って、埼玉に連れて帰ってくるつもりでしたが、そのおもちゃ王国も休園になっています。こうして、かつてないほど時間を持て余すGWが到来しました。

まず始めようとしたのがAmazon Prime会員へのアップグレードです。家族を富山に返し、在宅勤務が多くなって、レンタルビデオ屋に行く機会が増えたのですが、SNSでお勧めの映画とか聞くとPrime会員の見放題がお得だと聞きこの機会に入会することにしました。1日家にいるとお茶などのペットボトルを2本くらい飲むので、毎日の様にスーパーに言って補充するのもしんどくなっていて、送料が無料になれば、これを機に宅配に切り替えることも可能になります。小池知事が言うようにスーパーを3日に1回にするならば、1日2本消費するならば、1回の買い物であの2リットルのペットボトルを6本買って帰ることとなり、かなり無理があります。毎月いくらというサービスは一度始めると忘れてしまって、余計な金額を支払い続けるリスクがあり逡巡していたのですが、いざ契約をしようとして見てみると、もうずっと前からプライム会員になっていたことが判明しました。

次に取り掛かったのがダイエットです。この一人で家に籠り続けるストレスをお菓子で解消、更に咳を防止するために禁煙を続けた結果、体重が自己最高でかつて超えたことがないラインを突破してしまいました。おそらく人間には体温と同時に体重も維持装置のようなものが存在して、なかなか超えないレジスタンスというのがあって、逆にその大台を突破すると、レジスタンスがサポートとして機能した経験上、これはすぐに対処しなければと思い、スナック菓子やかりんとうを封印、糖質制限を再開し、夕飯を3日抜いてみたところ、このGWで3キロ減らすことに成功しました。ただ、このレンジ上抜けが単なるダマシだったとするには、もう少しレンジの下限付近まで値を落とす必要があるでしょう。レンジの幅がいくらかは極秘事項です。

最後に家の掃除に取り掛かろうとしました。家族と離れて1か月半、もう部屋の汚さは限界を迎えようとしてきました。しかし、正直申し上げて整理整頓は非常に苦手です。家内は、大人なのだから掃除くらいしろと突き放してきます。最近はやりのバーチャル帰省で兄姉と実家の母とのLine通話でその悩みを切り出したところ、なら人に頼めばいいじゃないという話になりました。そこで調べてみると、家事代行のマッチングサイトなるものを発見しました。まず会員登録をして、対応可能な時間を晒している人に申し込むか、自分で条件と時間、作業内容などを記載して募集をかけます。希望がマッチしたところで再度、金額を確定させて、カード決済を済ませば、予約完了です。サイトの手数料は定期依頼で10%、単発で20%。今回は5時間お願いして、手数料・交通費込みで約1万円、安くはありませんが、これであの汚部屋が見違えるならば納得です。家族が返ってくる前にもう一度依頼してみようと思います。

今回のコロナ騒動は様々なところで生活に変化をもたらしていることは言うまでもないでしょう。即ち、ZoomなどTV会議やリモートワークの普及もそうですが、若干、アナログな小職もAmazon Primeやマッチングサービスなど利用し始めました。この騒動が収まったあと、どの様な世の中になっているのか、今から頭の体操をしていくことは、当たるか外れるかは置いておいても、非常に有益だと考えます。暗号資産(仮想通貨)界では、今年最大のイベントであるBTCの半減期まで1週間を切りましたその時、何が起こるのか、今から頭の体操をしておくことが有益でしょう。





半減期はBTCのマイニング報酬が半分になるイベントで21000ブロック毎に到来します。前回や前々回の相場との比較は比較的多く紹介していますから、ここでは直近で起こったLTCとBCHの半減期との比較から考えてみましょう。上は以前ご紹介したLTCとBHCの半減期当日の値動きだ。共通するのは半減期前の数時間で価格が1割程度上昇、LTCは半減期直後に、BCHはそれ以前に価格が反落している。果たして、BTCの半減期でも同様の値動きが見られるかのか、逆に学習効果から不発に終わるのか、注目したい。大胆に予想すると、LTCもBCHも1割上昇したのだから、期待先行で1日前くらいから買いが集まり、しかし利食いも早く半減期の数時間、場合によっては半日前くらいか反落が始まる、あくまで頭の体操ですが。

また、半減期後のハッシュレートの行方にも注目が集まります。先日、Coinpostは旧型のAntminer S9がBTCのハッシュレートの2割を産み出していると伝えました。電気代にもよりますが、このマシンでは足元でもコストすれすれで、半減期が到来すればマシンを止めるか、BCHにシフトせざるを得ない状況にあります。即ち、BTC価格が半減期前に十分上昇していれば、その後の調整もなだらかとなるでしょうが、コストが厳しく、価格が一定の中で、報酬が半分になれば、ハッシュレートも半分にならなければ採算はあいません。BCHで起こったことは、マイナーはハッシュパワーをBTCに一時的にシフトしたこと、そしてその調整はなだらかに行われるのではなく、ハッシュレートが8割下がり、そこから反発して、また反落と乱高下を繰り返しました。

前回の考察では、結論としては①半減期直前にやはり若干の期待買いが出る可能性があるが、そうした買いは売りに転じやすい②BTCの場合、BCHのハッシュレートを急騰させる可能性があり、それ故、BCHのマイニングコストの上昇と報酬半減による収入減との兼ね合いが問題となる③最初の難易度調整までは不安定な値動きになりやすい(どちらかと言えば売り方向)と予測しました。現時点の予測では半減期は5月12日の日本時間10時過ぎ、次回のDifficulty調整は5月19日で、もし承認遅延などが発生すれば、若干の後倒しとなる可能性があります。一方で、2012年、2016年の半減期の数か月後はかなりの上昇を見せています。そこから推察すると前日の11日頃からBTCが上昇、半減期の数時間前から下落が始まり、20日頃まで冴えない相場が続く。難易度調整後、スムースなブロック形成とハッシュレートの反発を確認して、再び相場は反騰を始める、そうしたシナリオが頭に浮かびます。

実際に上記シナリオ通りになるかはやってみないと分かりませんが、こうしたメインシナリオを持ったうえで相場に対峙すれば、その時々にどんな突発的で想定外のことが起こったのか、いや実は想定内のイベントなのか、冷静に対処できると思います。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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