ビットコインは2140年に2100万BTCで打ち止めって計算したことありますか?

2020-06-08 15:52[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

子供たちが富山から帰ってきて1週間が経過しました。生活は激変、賑やかになって良いこともある反面、困ったこともいろいろと出てきます。離れていた分、土日に力を入れて遊んであげたところ、普段でも遊んでももらえると思い、平日の帰宅後も全力でぶつかってきます。更に会社から帰宅後に息子がスーパー銭湯に行きたいと泣かれ困ってしまいました。今日は遅いから、明日と約束して、翌日に早めに帰宅すると、幼稚園が隔日なので家内と昼間に行ってきた様なのですが、もう一度行きたいと言って大声で泣きます。一方で、娘はスーパーなど人が聞いている前で、「パパって太ってるね、おなかに赤ちゃんいるの?」に続けて「パパって格好いいね。なんで、そんなに格好の?」と言い始め、これを聞いた周りの人は必死で笑いをこらえています。

まあ、そんな、こんなで、にぎやかになった我が家ですが、上の子の「なぜ」攻撃も悩みの種です。どういう父親になろうとか、そうした大きな志は持ち合わせていませんが、子供の「なぜ」に対しては多少難しい内容になっても逃げずに説明することが、子供の好奇心を育てるきっかけになる場合もあると考えています。そう思って、お月様にはうさぎが住んでいるとは説明せず、月が光っているのは太陽に照らされているからで、地球との角度が変わることによって、見える形が変わると説明しましたが、5歳児には響きませんでした。一方で、子供に刺さったのは、なぜ飛行機は飛ぶのかというものです。翼の上下で生じる空気抵抗の差で発生する揚力はスピードが上がるほど大きくなり、大体時速300キロを超えると鉄の塊である飛行機も飛ばしてしまうと説明、息子もことあるごとに繰り返しています。

すると息子からレーシングカーの最高速は300キロ前後なのに何故飛んでいかないのかと質問が来ます。そこで、飛行機の翼を逆さにしたウィングをレーシングカーの後方につけて、車体を下に押さえつけている。ただダウンフォースが大きすぎても車が遅くなるので、走行練習をして調整しているのだと教えてあげる訳です。もう一つ刺さったのが、車内のTVはなぜ遠くまで来ると映らなくなるのかというもので、それは東京スカイツリーから電波を飛ばしてTVは映っていて、その電波が大体100キロくらいまでしか届かないという説明です。確かに地方から戻ってくると東京までの距離標識が100キロを切ったあたりからTVが映り始め、50キロくらいになると電波も安定します。すると、次は、ではなぜ100キロなのだという質問に、苦し紛れに地球が丸いからだと答えました。

家に帰ってから、本当かどうかと計算してみました。地球の中心と地上とスカイツリーの頂上を結んだ直角三角形を考え、ピタゴラスの定理で計算すると、予想通りスカイツリーの頂上から大体90KMくらいまで電波は届くけれど、それを超えると地表の陰になり届かないことが分かりました。地形にもよるので実際に電波が届く範囲は総務省の資料をご参照ください。 

いきなり中学生の授業の様になってしまいましたが、こういう試算をしてみることは相場に向き合う上で非常に重要だと考えます。初めてディーリングルームに配属された時に隣の円金先のブローキングラインの先輩が、我々若手が市況の発表でネットで集めた分析などを披露すると、本当にそうなのか自ら一時データにあたって検証していました。この先輩は系列の投信に移り長くファンドマネージャーを務めていましたが、長く市場の第一線で生き残っていた先輩は大なり小なり、そうした情報をうのみにせず、自分で検証する習慣を持っていた気がします。

最近、ビットコイン市場ではハッシュレートやマイニングの採算などがよく話題に上ります。一次情報と言っても、ソースコードも読んだり、自分でマイニングをしたりしなくても凡その分析はできます。例えば、半減期は21万ブロック毎発生、これは1ブロック10分とすれば6×24で1日144ブロック、年間で52,560ブロック、4年で約21万ブロックになります。また最大発行量の2100万BTCも、最初の報酬が50BTC、次が25BTC。その次が12.5BTCと続けると、合計は約100に収れんします。これに各半減期間のブロック数21万をかけて2100万BTCになる訳で、エクセルであっという間に計算できます。更に、2140年に2100万BTCに到達と言われますが、2140年とは何かと言えば、こうやって4年毎に報酬を1/2にしていけば2140年に報酬が1サトシを割り込んでしまう訳です。実は、そこまでいかなくても2048年頃にから小数点第9位が出てきてしまうのですが、そうした場合にどうするのかは知りません。難易度調整は2016ブロック毎、2016÷144=14日です。

また、よく話題になるマイニングマシン毎の限界損益も非常に簡単な掛け算です。まず以前の主力マシンだったBITMAIN社のANTMINER S9 SEを例にとります。同社のHPによれば1280Wで16TH/sと出ています。このマシンを1時間稼働させたら1280Wh(1.28KWh)の電力を消費します。それで得られる期待収益は例えば全ハッシュパワーが100EH/sとすると16÷100÷1000000(エクサはテラの百万倍)×6.25BTC×6ブロック(1時間だから)=0.000006BTCです。一方で電気代は1KWh辺り5円とすると6.4円。6.4円÷0.000006BTCで106.6万円となる訳です。これが最新のANTMINER S19 PROなら、110TH/sで3250Wですから、同じく1KWhあたり5円として、16.25円÷41.25÷1000000で40万円弱という計算になります。上記はあくまで電気代のみですが、大まかな試算はすぐできる訳です。

子供たちが帰ってきて、もう一つショックだったのは、息子たちも富山で鬼滅の刃をみていたことです。小職も少しは子供向けっぽい気はしていましたが、話題作ということでレンタルで出ている分はすべて見たのですが、実は幼稚園児の息子のお気に入りだったとは。単行本を買っていなくてよかったです。

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にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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