NYダウ暴落後にリバウンドする傾向。ビットコインは再び1万ドルをトライするか?

2020-06-12 19:13[ 松田康生

トピック 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

昨晩、NYダウは過去4番目の暴落を見せ、市場のリスクオンムードは一気に後退した。リスクオンからの1万ドル超えをトライしていたBTC相場ははしごを外され、100万円を割り込んでしまった。振出しに戻って、1から1万ドルトライを始める状況だ。このまま株式市場が崩れていけば、BTC市場も今月の110万円がピークだった可能性も浮上する。そういう意味で、今後数日間のNYダウの行方はBTC市場を占う上でも非常に重要となった。小職は株の専門家ではないが、過去のデータからその行方を探ってみたい。

昨晩のNYダウは1864ドル安と史上4番目の下げ幅と言われるが、それは分母が大きいからで、前日からの下落率という意味では6.9%と戦後14番目となる。このうち6.0%から7.9%までの12件(今回はまだ結果が出ていないので除く)がその後、どういう推移を辿ったかを調べてみた。調べたのは、暴落日の翌営業日、2営業日後、5営業日後(1週間後)、10営業日後(2週間後)、22営業日後(約1か月後)の5通りだ。その結果は以下の通り。

これを見ると翌営業日は83%(12件中10件)が上昇、2営業日後は75%(12件中9件)、1週間後は66%(12件中8件)、平均変動(上)率は翌営業日が2.7%、2営業日後が2.6%、1週間後で1.5%だ。これが2週間後となると-0.5%と下落に転じ、1か月後は再び2.7%と上昇に転じる。相場に関しては様々な要素があるので一概には言えずこの2週間以降の値動きに関してコメントするのは適当ではないと考える。ただ、戦後75年、約2万営業日のうちTOP20に入るような大幅下落を見せたということは決して相場の状況が良いとは言い難いのにも関わらず、翌営業日や2営業日後に7割上の上昇を見せているということは、やはりこれだけ大きく下落した後にはリバウンドが来る傾向があると考えるのが自然だと考える。

本日の日経平均は前日比390円安から始まったが午後反発し167円安で終わっているが、日本株の場合、大きく下げて始まると日銀のETF買いが入るので午後上がる傾向があり、まだ何とも言えない。ただ欧州債は、米株のリバウンドを見越してか前日比プラス圏で始まっている。BTC相場が再び1万ドルトライとなるか占う上で、今晩の米株の動向に注目したい。

無料口座開設はこちら

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
twitterアカウント:@FXcoin_matsuda

アーカイブ

金融庁のホームページには以下の留意事項が掲載されています。
暗号資産交換業者登録一覧 
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

  • 本一覧に記載した暗号資産は、取り扱う暗号資産交換業者に説明を求め、資金決済法上の定義を満たしていることが確認されたものにすぎません。
  • 本一覧に記載した暗号資産は、金融庁・財務局がその価値を保証したり、推奨するものではありません。暗号資産は、必ずしも裏付けとなる資産があるわけではなく、財産的価値を有すると認められた電子データに過ぎないことにご留意ください。
  • 暗号資産の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

暗号資産を利用する際の注意点
https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/04.pdf

  • 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
  • 暗号資産交換業者(※)は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。
    (※)暗号資産と法定通貨の交換や、暗号資産同士の交換を行うサービスを提供する事業者、暗号資産の管理を行う事業者など
  • 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているか(※)を含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。
    (※)金融庁・財務局が行った行政処分については、こちらをご覧ください。 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/index.html
  • 暗号資産交換業者の提供するウォレットで暗号資産を管理する際に、パスワードを設定する場合には、IDと同じものや利用者の名前、電話番号、生年月日等の推測が容易なものを避けるほか、他のウェブサイトと同じID・パスワードの組合せを使用しないなどの対策を講じる必要があります。管理する暗号資産が盗まれるおそれがあります。
  • 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産の持つ話題性を利用したり、暗号資産交換業に関する制度改正に便乗したりする詐欺や悪質商法にご注意ください。

取引にあたっての注意事項

  • 取引にあたり手数料が発生することがあります。手数料の詳細については、こちらをご確認ください。
  • 取引ではスプレッドが発生します。スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。
  • 暗号資産取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

暗号資産に関するリスクについて

  • 暗号資産は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
  • 暗号資産取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失うことがあります。
  • 暗号資産は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。
  • 暗号資産の価格が変動することによって損失が発生することがあります。
  • 暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り、代価の弁済のために使用することができます。
  • 当社はお客様の資産を当社の資産とは分別して管理おりますが、当社が倒産した場合には、預託された資産を返還することができない可能性があります。
  • 当コンテンツは投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。

FXcoin 株式会社

  • 暗号資産交換業者:登録番号 関東財務局長 第 00019 号
  • 所属する認定資金決済事業者協会:一般社団法人 日本暗号資産取引業協会