リップル・ウィークリー 本当に、リップル社の成功はXRPの成功と一致しないのか?

2020-07-08 19:38[ 松田康生

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本当に、リップル社の成功はXRPの成功と一致しないのか?

ビットコインブルでモーガンクリークデジタルの共同創設者であるアンソニーポンプリアーノは、「The Pomp Podcast」で「リップル社は世界中の銀行や金融サービスとの関係を築くことに成功したブロックチェーンベースの決済会社として非常に優れている。」としつつ「リップル社の成功は必ずしもXRPの成功と一致しない」と投資対象としてのXRPに懐疑的な見方を示した。BTCが2年後に10万ドルに達すると予想する同氏は2月にも同様の見方を示しておりコメント自体に新味がない。ただ、ここ数か月のXRPの実用面での普及拡大とそれに反する低パフォーマンスを見るとそういう考えも浮かぶのも自然だろう。以前、ご紹介したがODL自体は売りと買いが同時に発生するので、需給に与えるインパクトは中立だ。しかし、XRPを媒介にした送金が普及し、送金業者や企業が送金の都度の両替を避けてXRPを手許に置き始めると需給は大きくひっ迫する。もし、デジタルゴールドであるBTC以外のアルトコインの価値の源泉が、相場の上げ下げでなく、実社会での有用性にあるならば、ビジネス界で最も成功しているXRPの価値が下がる相場が続くことは考えにくい。 (7月2日CRYPTO NEWS FASH)

Currencycloud、リップルとの提携によりB2Bへの進出を加速

B2Bクロスボーダー決済プラットフォームを提供するCurrencycloudは、リップル社とのパートナーシップを発表した。国際送金APIを提供する同社は今年1月にSBIやVisa、BNP、世銀グループから80百万ドルの資金調達を実施、その時点で85個のAPIを使用して約180カ国間で500億ドル以上が送金を実施した。同社はプレスリリースで今回の提携は中小企業に焦点を当てているとしている。移民労働者の本国送金の次に中小企業の送金需要に焦点を当て始めたリップル社の戦略が表れていると言えよう。(7月2日XRPARCADE)

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松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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