2018.10.18【CBOE取引最終日にも反応せず】

2018-10-18 08:04[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン ビットコインキャッシュ リップル



通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 726,751 23,279 52.7 50,346 6,020
前日比 +0.1% ▼1.1% +0.5% ▼2.2% ▼0.9%
BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン


Review

次の材料待ち

昨日のBTC相場は72万円台での揉み合い。テザーやBitfinexへの懸念が一段落し上昇するも、ホワイトハウスが中国へのマイニング集中を懸念しているとの報道もあり値を戻す展開。米株式投資家アンケートで過半数が仮想通貨投資に関心があるとされ、また米ヘッジファンド・パンテラの投資責任者がBTCはここから10倍になるとの強気の見方を示したこともあり73万円台を付けるも上値は重い展開。Coinpostで米HFが仮想通貨投信を日本で公募したことや、MUFGが発行するMUFGコインをCOINと改名したと伝わるも相場への影響は限定的で、CBOEのBTC先物の最終取引日もほぼ無風に終わった。中間派であるBTC UnlimitedがBTC ABC提案への対応を始め分裂騒動が懸念されるBCHは弱く、ホワイトハウスやFSBなどの支持が噂されるXRPは底堅い。

Outlook

FATF WEEK 閉幕後の記者会見に注目

本日のBTC相場も底堅い値動きを予想する。昨日は目立った材料もなく同意の薄い展開となった。話題のステーブル・コインだが、GMOの円建てステーブルコインに対し、同じく円建てのMUFGコインをCOINと改名するそうだ。信用力では圧倒的格差がある一方で、MUFGコインに関しては仮想通貨である必要性にやや疑問もある。リップル社も決済アプリをリリース、LINEの参入も報道されており、国内における次世代送金ツール競争も激化するか。相場は引き続き底堅く、上値の重い展開。上値ブレークには市場の信頼性回復が肝であり、注目のFATF WEEKが明日閉幕、記者会見に注目が集まる。

FXcoin Daily Report 2018.10.18.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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