リップルウィークリー ステーブルコインはXRPを終焉させるか

2020-08-26 11:09[ 松田康生

リップル ウィークリー レポート XRP 暗号資産 仮想通貨

Topics

ステーブルコインはXRPを終焉させるか

今年の初め以来、価格の安定した価値保存場所としてテザーに代表される法定通貨にペッグされたトークンに資金流入が続いている。ステーブルコインは価値移転にも使用範囲を広げ、ステーブルコインがリップル社のビジネスモデルやXRPに脅威をもたらす可能性があると記事は指摘している。ここには典型的な誤解がある。ステーブルコイン、例えばテザーの存在意義はドルを入手しにくい人がドルを購入し使用する手段だ。円を自由に入手できる日本人が円のステーブルコインを利用するメリットはあまりない。日銀が将来発行するかもしれないCBDCだけで十分だ。しかし、海外との決済にかかる問題をデジタル円は解決しない。今のままであれば、デジタル円とデジタルポンドを交換するのにコルレス決済を行うという冗談のような話になりかねない。そこでCBDC間の決済を媒介し、サポートする仕組みとしてのXRPやODLなどの仕組みが求められることになる。(8月22日Cryptonews)             

リップル社、吉川氏がFINSUMに登壇、なぜInternet of Valueなのか

24日、先週本稿でインタビューしたリップル本社の吉川シニアディレクターが日経新聞社と金融庁とが主催するFINSUMに登壇。「Rippleの国際送金ネットワーク~ブロックチェーンを活用した次世代送金基盤の実現」というテーマで、リップル社とXRPの違い、国際送金の問題、リップル社のソリューション、日本での取り組みやMoney Tap・PayID・UBRI等が紹介されていた。中でもIoVの説明の中で、ブロックチェーンのユースケースは様々あるが、その本質はインターネット上で価値のやりとりを可能としたことコメントした。正にBTCはブロックチェーンによって改ざんできないデータを生み出したのではなく、ホワイトペーパーによればBTCはデジタル通貨を作るためにブロックチェーン技術を産み出したという経緯にある。その結果、遠隔地間で仲介者なく直接、価値(お金)をやりとりすることを可能とした。これは人類史上初のことであり、そのIoVの社会実装は始まったばかりだと考える。(8月24日FINSUM)

Weekly Head Line



20200826-リップルウィークリーレポート.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

アーカイブ

金融庁のホームページには以下の留意事項が掲載されています。
暗号資産交換業者登録一覧 
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

  • 本一覧に記載した暗号資産は、取り扱う暗号資産交換業者に説明を求め、資金決済法上の定義を満たしていることが確認されたものにすぎません。
  • 本一覧に記載した暗号資産は、金融庁・財務局がその価値を保証したり、推奨するものではありません。暗号資産は、必ずしも裏付けとなる資産があるわけではなく、財産的価値を有すると認められた電子データに過ぎないことにご留意ください。
  • 暗号資産の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

暗号資産を利用する際の注意点
https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/04.pdf

  • 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
  • 暗号資産交換業者(※)は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。
    (※)暗号資産と法定通貨の交換や、暗号資産同士の交換を行うサービスを提供する事業者、暗号資産の管理を行う事業者など
  • 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているか(※)を含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。
    (※)金融庁・財務局が行った行政処分については、こちらをご覧ください。 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/index.html
  • 暗号資産交換業者の提供するウォレットで暗号資産を管理する際に、パスワードを設定する場合には、IDと同じものや利用者の名前、電話番号、生年月日等の推測が容易なものを避けるほか、他のウェブサイトと同じID・パスワードの組合せを使用しないなどの対策を講じる必要があります。管理する暗号資産が盗まれるおそれがあります。
  • 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産の持つ話題性を利用したり、暗号資産交換業に関する制度改正に便乗したりする詐欺や悪質商法にご注意ください。

取引にあたっての注意事項

  • 取引にあたり手数料が発生することがあります。手数料の詳細については、こちらをご確認ください。
  • 取引ではスプレッドが発生します。スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。
  • 暗号資産取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

暗号資産に関するリスクについて

  • 暗号資産は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
  • 暗号資産取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失うことがあります。
  • 暗号資産は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。
  • 暗号資産の価格が変動することによって損失が発生することがあります。
  • 暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り、代価の弁済のために使用することができます。
  • 当社はお客様の資産を当社の資産とは分別して管理おりますが、当社が倒産した場合には、預託された資産を返還することができない可能性があります。
  • 当コンテンツは投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。

FXcoin 株式会社

  • 暗号資産交換業者:登録番号 関東財務局長 第 00019 号
  • 所属する認定資金決済事業者協会:一般社団法人 日本暗号資産取引業協会