ビットコイン市場で日本のプレゼンスが急低下、新政権に期待する挽回策

2020-09-23 20:16[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

連休はコロナでお盆に見送った帰省を予定していたのですが、直前で兄の会社でコロナの感染者が出たので大事を取って取りやめとなりました。この中止が前日のお昼ごろに決まり、連休中に行きたいところはあるかと家内に聞いたところ、白骨温泉とまずまず意外な答えが返ってきました。地図を見たところ松本から車で1時間くらい。川口からだと休憩や渋滞を考えて5時間くらいはかかりそうなので、1泊では往復は厳しいし、頂上近くまでバスで登れる乗鞍岳にも行ってみたかったので、途中の山梨で1泊して、翌日白骨に向かい、そこで1泊して乗鞍に向かうことにしました。

向かうことにしたと言っても、そうイメージしただけで、もう出発の前日のお昼を回っているので大変です。ご承知の様にこの4連休は道も宿も壮絶な混みようで、まず何とか初日の宿だけ押さえ、とりあえず出発、宿についたら翌日の宿を探すといった学生のバックパッカーのような旅です。初日の宿は山梨の韮崎にあるキャンプ場に併設されたようなホテルで夕飯はBBQでした。これが何故だか従業員は中国の方ばかりで、日本語の上手い人、そうでもない人も混在していて、そうした中でダブルブッキングも発生している様子で、従業員同士大声で怒鳴り合っていたり、客の方も何故だか興奮気味で、かなりカオスな状態でした。翌日の宿は、白骨温泉は全滅でしたが、すぐ隣の乗鞍高原で古そうな温泉宿を外資系予約サイトで何とか見つけました。日本のサイトでないとGoToキャンペーンの割引が受けられないのですが、もうどこも空いていない状況で、この際仕方ありません。

翌日は温泉に入った後、穂高岳のロープウェイに寄ったりして、宿に着くのが少し遅れそうだったので念のため電話を入れると、なんと宿は予約を認識していません。しかしこちらにはサイトからの予約確認書もありますし、家族4人、こんな山奥で放置されても困ります。なんとか、予約してまだ現れていない客がいるので、そこに入れてもらうことになりました。ところが宿についてみると玄関に別のお客がいます。聞くと、この宿が悪いのか、予約サイトが悪いのか、なんと10部屋の宿で4件オーバーブッキングしていたそうで、もう旅館の玄関は大混乱だったようですが、結局、皆さん何とか近くの宿を見つけて事なきを得たようでした。その宿はおじいさん2人で切り盛りしている様で、そのトラブルのせいか食事も8時半過ぎにスタート、半沢直樹を半分見逃してしまう羽目になりました。

以上、海外旅行でよくありそうなハプニングですが、日本でここまで酷いケースはあまり耳にしません。よく日本の劣化と言われますが、小職なんかは、値段が安いのだからサービスが悪くても仕方がないというか、過剰サービスや過剰品質による生産性の低下が日本の問題の一つと考えているので、安い分、サービスが悪いのも逆に考えれば生産性の向上(?)かもしれません。翻って暗号市場を見てみると、ここでも日本のプレゼンスの低下が目立っています。

上はBTC市場の日本と世界の出来高推移。世界の出来高はCoinMarketCapから百万ドル単位で、国内の出来高はBitcoin日本語情報サイトから億円単位で引用しました。また国内の出来高は現物だけと現物と証拠金の合計の2つを出しています。各数字の基準や単位も異なるので単純な比較は難しいですが、世界の出来高が2017年、2019年、2020年と右肩上がりで増えているのに、日本は2017年の12月をピークに右肩下がりとなっています。

これをシェアにして見ると、プレゼンスの低下は更に明確になります。先ほど単純な比較は難しいと申し上げましたが、簡単化のために1百万ドル=1億ドルと近似して、世界の現物出来高で日本の現物出来高と現物+証拠金取引の出来高を割ることで日本のシェアを概算してみました。すると2017年は現物で見ると平均26%(この数字自体にはあまり意味はありませんが、その推移には意味があると考えています)もあったのが、2019年は平均1.8%、2020年は平均1.1%に低迷しています。証拠金込みにしても大差はありません。証拠金取引のレバレッジ倍率規制の影響も見てとれますし、多少は海外の交換所に逃避した分もありうでしょうが、これだけ現物・証拠金ともにドラスティックに世界に劣後している状況を見るに、残念ながら日本人の投資意欲が減退していると考えるのが妥当なのでしょう。その間に、2018年を除けばこれだけ相場は上昇しているにもかかわらずです。

かつて、東京市場はNY・ロンドンと並び称せられていましたが、為替の世界でシンガポールや香港の後塵を拝して暫く経過しています。暗号資産はこの失地回復のキーとされていますが、なかなかうまくいっていない様です。こうした中、STOには期待が持てます。何よりも日本には洗練された証券市場と投資家を抱えています。新政権は大阪と福岡を金融センターにする方針だそうで、STOのセカンダリー市場を大阪に作ってしまえばいい訳です。2011年の原発事故が外国人離れを加速させたとも指摘されています。そうであるならば、今は香港からアジアの金融センターを奪還する絶好のチャンスと昨年来思っていたのですが、やっとそういうことを言い出す人が現れました。大阪は世界初の先物市場やテクニカル分析が生まれた地です。是非、暗号資産業界でも大阪が盛り上がればいいなと思っています。


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にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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