日本人はビットコインに夢を持っているのか?

2020-09-28 19:38[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

栃木県壬生町にあるバンダイミュージアムに行ってきました。同地区はおもちゃの工業団地があり、遊ぶことがメインのおもちゃ博物館は良く訪れていたのですが、見るのが中心のバンダイミュージアムに行くのは初めてです。展示は主に日本のおもちゃ、世界のおもちゃ、エジソンの発明品とガンプラコーナーに分かれていて、中央に等身大のガンダムの胸像やコックピットがあります。実は、お目当てはこれで、ある日、息子がガンダムの運転手になるのが夢だと言い出したので、連れてきたわけです。案の定、ガンダムのコクピットの模型に座り込んで10分以上、「運転」を楽しんでいました。

日本のおもちゃコーナーには、マジンガーZ、グレートマジンガー、ゲッターロボ、ライディーンの懐かしの超合金が並んでいたり、キン肉マン消しゴムなど懐かしいおもちゃが並んでおり、家内も女の子コーナーで娘に自分が遊んだおもちゃを紹介するなど、大人でも楽しめる内容でした。更にガンプラコーナーには、1/144のホワイトベースやソロモンの激闘のジオラマなど興奮ものの展示が続くのですが、面白かったのが10機くらいの1/10のザクが壊されたガンダムを囲んでいる富野由悠季監督作品の「ZAKUの夢」。確かにガンダム1機にいったいどれだけやられ続けたか分からないザクやドムが、1度でいいからガンダムをやっつけてみたいと夢見ても不思議ではありませんね。

相場に夢を持つと判断を狂わせがちだと思いますが、ビットコイン市場に夢を持つ人は少なからずいるとは思います。Grayscaleによれば今年5月にBTC購入を明らかにしたマーケットの魔術師ポール・チューダー・ジョーンズはBTCの時価総額について以下のような分析を示しました。まず主要な価値の保存手段である、金融資産・現金・金・BTCを購買力・信用力・流動性・運搬性の4分野で彼独自の採点を実施、金融資産71点、現金54点、金62点、BTC43点としました。その上で、それぞれの時価総額を比較、BTCの採点は金の66%ですが、時価総額は1/60であり、同様に金融資産の60%ですが時価総額は1/1200に過ぎません。そして、伝説の相場師はBTC価格が間違っていると推測します。ウィンクルボス兄弟などが提唱する1BTC=50万ドル説の根拠となる金の時価総額ターゲット論に繋がる議論で、この説は時折目にします。一方で、世界の金融資産と肩を並べる様になる1BTC=1000万ドルとする説もたまに見かけます。そうした説の場合、世界の億万長者だとか世界の政府債務だとか、世界のすべての富をBTCが集めるといった話が多いような気がします。

いずれも夢のある話ですが、そう素直にベットしにくいところです。因みに、こちらをご覧の方の多くが多少なりともBTC投資をしていらっしゃる方が多いと思いますが、本格的なトレーダーの方以外の一般的な投資がどのくらいでしょうか?とりあえず1万円という方もいらっしゃるようですし、10万円から始めてみるという方もいらっしゃるでしょう。100万円となると大分BTCに肩入れしているような感じでしょうか。少し古いデータですが、日本仮想通貨交換業協会(現:日本暗号資産取引業協会 JVCEA)のデータによれば2018年3月時点で日本の暗号資産交換業者の1口座当たりの預かり資産額は100万円以下が95%を占めるようです。また2020年6月時点で預かり暗号資産額は平均13.5万円になっています。仮に1人2口座保有しているとして平均27万円の投資では、仮に価格が10倍になっても270万円。大金ですが、人生が変わってしまうほどの金額ではありません。日本人の個人金融資産は1900兆円で、これを子供も含めた1人あたりに直すとすると1500万円。そのうち暗号資産取引を行っているのかは諸説ありますが、先ほどのJVCEAのデータですと2020年6月時点での稼働口座は215万口座。1人につき2口座保有しているとして100人に1人程度、その人たちも平均27万円しか投資していないということは、日本人はあまりBTC相場に夢を見ていないのかもしれませんね。これを夢のない話と捉えるべきでしょうか、それとも冷静だと見るべきでしょうか。

小職の幼稚園児の頃の夢は宇宙飛行士でした。息子の夢も似ている気もしますが、やや子供っぽ過ぎる気もします。ただ、いま高校受験をしている甥っ子の子供のころの夢はウルトラマンになる、でしたから、まだガンダムそのものになりたいと言い出さないだけましなのかもしれません。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

アーカイブ

金融庁のホームページには以下の留意事項が掲載されています。
暗号資産交換業者登録一覧 
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

  • 本一覧に記載した暗号資産は、取り扱う暗号資産交換業者に説明を求め、資金決済法上の定義を満たしていることが確認されたものにすぎません。
  • 本一覧に記載した暗号資産は、金融庁・財務局がその価値を保証したり、推奨するものではありません。暗号資産は、必ずしも裏付けとなる資産があるわけではなく、財産的価値を有すると認められた電子データに過ぎないことにご留意ください。
  • 暗号資産の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

暗号資産を利用する際の注意点
https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/04.pdf

  • 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
  • 暗号資産交換業者(※)は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。
    (※)暗号資産と法定通貨の交換や、暗号資産同士の交換を行うサービスを提供する事業者、暗号資産の管理を行う事業者など
  • 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているか(※)を含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。
    (※)金融庁・財務局が行った行政処分については、こちらをご覧ください。 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/index.html
  • 暗号資産交換業者の提供するウォレットで暗号資産を管理する際に、パスワードを設定する場合には、IDと同じものや利用者の名前、電話番号、生年月日等の推測が容易なものを避けるほか、他のウェブサイトと同じID・パスワードの組合せを使用しないなどの対策を講じる必要があります。管理する暗号資産が盗まれるおそれがあります。
  • 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産の持つ話題性を利用したり、暗号資産交換業に関する制度改正に便乗したりする詐欺や悪質商法にご注意ください。

取引にあたっての注意事項

  • 取引にあたり手数料が発生することがあります。手数料の詳細については、こちらをご確認ください。
  • 取引ではスプレッドが発生します。スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。
  • 暗号資産取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

暗号資産に関するリスクについて

  • 暗号資産は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
  • 暗号資産取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失うことがあります。
  • 暗号資産は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。
  • 暗号資産の価格が変動することによって損失が発生することがあります。
  • 暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り、代価の弁済のために使用することができます。
  • 当社はお客様の資産を当社の資産とは分別して管理おりますが、当社が倒産した場合には、預託された資産を返還することができない可能性があります。
  • 当コンテンツは投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるようお願いいたします。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。

FXcoin 株式会社

  • 暗号資産交換業者:登録番号 関東財務局長 第 00019 号
  • 所属する認定資金決済事業者協会:一般社団法人 日本暗号資産取引業協会