2021年のビットコイン相場はポール・チューダー・ジョーンズに聞け

2020-12-07 19:59[ にく

暗号資産(仮想通貨)小噺 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

土曜日に友人らとゴルフのレッスンを受けました。小職は今でこそ衰えてきましたが、そこまで下手な訳でもなく、習ってはいませんが基本的な知識は身に着けているつもりでした。しかし、そのコーチは、突然野球の投手のフォームを真似して、この投げる前に弓を弾くイメージ、そして左手を逸らして、右手を回す、と何を言っているのか分からないことを言い出します。フェース面なんか意識するな、打球の方向はおへその向きで決まる、フィニッシュの後に頭の上で2回クラブを回せ、いやボールが着地するまで回し続けろ、アプローチは打った後に右手を内側にひねるとスピンがかかる、もう全く頭がついていきません。

ところが、これがコロンブスの卵と言うか、それまで手首を固めて、振り幅を一定に、、、などと従来の方法論で段々とイップスで手が動かなくなっていたアプローチが、手首をグルグルまわしたら、何のストレスもなく打てるようになります。そのコーチに以前習った人に聞いてみると、手首を固めてインパクトで返すだとか、そういう理論はヘッドが木で出来ていた時代の産物で今の金属製のヘッドには合わないそうで、このやり方はそうして固まった人対するショック療法だそうです。ともかく、それまでこうだと思ってきた自分の中の常識の多くが覆されて、その結果、アプローチが上手くいった訳ですから、本当にプロの意見は聞いてみるものです。

因みに、翌日曜日に中野に机を取りに行きました。家内がジモティだかで購入したものです。アンティークな家具にハマっている家内ですが、とても新品(?)は買えないので、メルカリなどで中古品を探してくるのですが、買い手が取りに行くのが大変です。今回はレッスンで慣れない筋肉を使った影響でさぞ腕が痛いだろうと思って行ってみたところ、そうでもありませんでした。しかし2日後の今日、背中の辺りが痛くなってきました。いわゆる、2日後に来るってやつですね。

相場の世界にもプロはいますし、その中でも上手い人はいます。小職が邦銀で為替のボードディーラーをしていた時は、徹底的にディールの手法を叩きこまれ、相場の予想が55:45でもPLが残せるようにと鍛え上げられます。その上で60:40当たれば天才ディーラーとされ、70:30なら神様と呼ばれました。しかし、世界にはそれ以上のレジェンドの様な人もいます。その一人がポール・チューダー・ジョーンズ氏(PTJ)です。1987年10月のブラックマンデーを的確に予想し、その月に同氏が運用するチューダー先物ファンドが62%のリターンを出して注目された伝説の投資家は「マーケットの魔術師」によれば当時5年間連続でほぼ3桁のリターンを挙げました。1984年9月にこのファンドに投資された1,000ドルは1988年10月末には17,482ドルとなったそうです。その相場界のレジェンドですが、彼が凄いのは、特別な方法を用いることなく、相場を普通にトレードして、コンスタントに驚くべき勝率を挙げていることです。上がると思ったらロング、下がると思ったらショートで、上手くいかないときはポジションを減らし、上手く行ったらポジションを増やし、ナンピンはしない。ストップは近く、わからない時は「休む」という彼の投資スタイルは驚くほど普通で、ロケット工学や高度な数学知識を駆使する訳でも、超高速マシンを利用する訳でもありません。要は、彼はものすごく相場を当てる人なのです。

5月8日のBloombergによればPTJは「The Great Monetary Inflation」と題した市場見通しの中で自分は暗号資産ファンでは無いが、自分の様なベテランでも言葉を失うほどのスピードで世界で起こった前例のないマネーの拡大を前にヘッジ方法を考えた時、BTCを選らばざるを得ないとしてBTC市場に参入してきました。11日のCNBCでは資産の2%をBTCに投資したことを明らかにした。ということは、彼は4月か5月の早い時期にBTCを入手していた可能性が高い訳です。ナイスディールです。10月22日CNBCで同氏は「今ビットコインの上昇は初期段階にあり、まだまだ成長の余地がある」とコメント、見事としかいいようがありません。それもそのはず。彼は2017年にBTCを購入して2万ドルのピーク近くで資金を2倍にして利食ったそうです。魔術師にかかれば、そんな絵にかいたようなディールもお手の物なのでしょう。米株が史上最高値を更新していた今年1月のダボス会議でバブル崩壊を予想、特にコロナの夜株安に警鐘を鳴らしていました。もう、恐れ入りました。

全盛期、オーガスタの16番でチップインバーディーを決めたころのタイガーウッズには、その場にいたプレーヤーにもパトロンたちにも見えない特別な線だか何かが見えている様でした。このレジェンドにも、我々凡人には見えない何かが見えるのかもしれません。そのレジェンドの12月3日のYahoo Financeとのインタビューによる最新のコメントが、「(BTCの)時価総額は(株や金と比べて)間違っています。(中略)BTCは1999年のインターネット株の多くを思い出させます。」でした。

因みに、久しぶりにマーケットの魔術師を読んでみると、トレードで最も重要なポイントは、巧みな攻撃をすることでなく、巧みな防御をすること、トレードはリスク管理、ナンピンはしない、持ち値を考えない、もし自分が間違えていたらと1日1回想定してみる、楽観的なところも含め、どれもこれも小職の考えとぴったりです。どうして、こんなに考えがぴったりなのか、思い当たる節があります。この本は小職が20年以上前に初めてディーラーになった時に読まされた課題図書だったのですが、後半部分が妙にきれいです。すなわち、前半にあったPTJの部分以降はまともに読んでいないので、この部分だけが頭に残っているのでしょう。でも、この本は、このポールチューダーの部分を読むだけでも20年間マーケットで食っていける、そうした本なのかもしれません。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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