BTC相場はバブルなのか?過去のバブル相場から読み解く、現在地点。
2021-01-19 10:37[ にく ]
ここまでの世話の仕方は家内がネットで調べたり、ペットショップで話を聞いてきたりと独学で学んできたもので、日々のめり込んでいく姿が分かります。エサも、当初は100円ショップで買ったザリガニのエサの残りだったのが、ワカメやチクワ、最近では味噌汁用の乾燥アサリを小さく切って水で戻して与えたりして、最近はカニもグルメになってきたなどと意味不明なコメントをします。このところ息子が水生生物に興味を持ち始め、休みの日は公園でサイクリングか水族館かの2択になりつつあるのですが、水族館でも飼育員に声をかけカニ談義を始めたりします。飼育員さんの脱皮はしましたかとの問いに、2回しましたと答えたところ、それは凄い、よほど飼育環境が良いのですね、と褒められ、嬉しかったのか帰りの車の中で何度もその話をします。どおりで、小職の指も痛い訳です。因みに家内はこの飼育負担から逃れるため、早くカニを海に返したいと思っていて、2021年の我が家のテーマは、息子が小学校に上がることと、緊急事態宣言が解除され、GoToが再開して、房総にカニを返しに行くことです。
ところで、2021年の市場のテーマは何でしょう。バイデン新政権も景気対策やFRBの金融政策に関しては先週少し方向感が出てきました。コロナの状況とワクチン接種の進捗も大きなテーマでしょう。コロナ下でもバブル後最高値更新を続ける日経平均の行方でしょうか、バイデン氏の就任演説でしょうか、ジャック・マー氏の行方でしょうか。個人的に、「最も」とまでは言いませんが、BTC相場がどこまで行くのか、これも結構、注目されている市場のテーマだと思っています。BTC市場は「バブル」なのか、について、裏付けの無いBTC相場はオーバーシュートし易いという意味で「バブル」を形成しやすいと言えるかもしれませんが、デジタルゴールドとしてインフレヘッジという資産クラスになりつつあるBTC相場が急騰するのは自然なことだと考えていて、そういう意味で今の相場は「バブル」ではないと考えています。そういった言葉の定義の問題は置いておいたとして、上がったものはいつかは下がるというのが相場の常であり、今の相場が3合目なのか、5合目なのか、8合目なのか、それとも頂上を過ぎているのか、知りたいところです。先週は2017年のBTC相場から分析しましたが、歴史が浅いBTC市場では多くのデータが得にくいという事情があります。そこで、過去のブームというか、バブル相場がどういう経路を辿ったのか調べてみる事にしました。





上は、2017年のBTC相場と、2000年前後のNASDAQ(ITバブル)、2015年の上海株、1990年前後の日経平均、リーマンショック後のGOLDなどの推移です。それぞれ資産クラスも時期も期間もまるで違うのに、結構似たような相場展開を見せています。NASDAQと上海株など、殆ど見分けがつきません。その上海株はあまり大きな調整なく、するすると上昇していきましたが、それ以外のアセットについては、調整幅に関しては、それぞれのアセットによって異なる様ですがピークまでの上昇局面で2-4割程度の調整を見せています。注目すべきは、そうした調整が上昇相場の結構、初期の頃、即ち3合目から5合目にかけて出現している様です。またピークアウト後の相場も、下落幅はまちまちですが、それまで無かったような下落(BTCの場合は4割超)を見せ、そこから一旦戻すのですが、前回高値を上回れずに2度目の急落を迎えると、大体似た動きをしています。まだピークには早いと思っていますが、いつかピークアウトする時は現れるので、今年のBTC相場は委縮せず、しかし適度に恐れて、立ち向かうのがいいのかと思います。
因みに、カニの話ですが、野生のカニは寒くなると活動量が落ちて土の中などに冬眠するそうですが、飼育の場合、冬眠に失敗すると死んでしまう場合もあるそうで、その為に暖かいところにおいて冬眠をさせない方法もあるそうです。ということで、我が家のカニの水槽は階段の踊り場、小職が寝ているすぐそばに置いてあります。もう殆ど家族です。そう言えば、水族館の飼育員がエサは魚の切り身を小さく切って与えると良い言いと言っていました。どおりで道理で家内が小職用と言ってサバやカレイを買っていました。カニが小職の残り物を食べているという見方も出来ますが、奴には生で与える訳ですから、小職がカニの余り物を食べているのかもしれません。
にく
前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。