2021.02.04【イーサリアムに連れ高のビットコイン、それだけではない理由】
2021-02-04 09:03[ 松田康生 ]

通貨 | BTC | ETH | XRP | LTC | BCH |
価格 | 3,880,529 | 169,781 | 40.5 | 16,141 | 46,122 |
前日比 | +4.4% | +6.4% | +8.4% | +7.9% | +3.3% |
*BCH価格はBCHNを使用
Review
BTCにも好材料相次ぐ
昨日のBTC相場は堅調な推移。週末の340-360万円のレンジを上抜けると、今度は360万円台がサポートとなり390万円近辺まで上昇。再び1月の乱高下の半値戻しをクリアし、金曜日の400万円までの行って来いがダマしで無かったことを示した格好。ETHの上昇もあり週末のレンジを上抜けたBTC相場だが英Ruffer Investmentが昨年購入したBTCの半分を利食いしたとの発表もあり上値を重くしていた。しかし、それまでのレンジの上限だった360万円近辺でサポートされるとMicroStrategyのBTC追加購入やBitwiseがBTCファンドをOTC市場へ上場申請したこともあり380万円台に値を伸ばした。アジア時間に上値を重くしたが360万円台で下げ止まると、Microstrategyが開催した会合に1400社以上がサインアップしたと伝わり、またVISAの銀行が暗号資産売買を可能とするサービスにFirstBoulevardというデジタル銀行がテスト参加したと伝わると390万円近辺まで上昇を見せている。Follow @fxcoin_jp
松田康生 (まつだやすお)
シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。
短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
twitterアカウント:@FXcoin_matsuda