マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-02-17 10:06[ 中村健太郎 ]
再び史上最高値を更新し、遂に500万円を突破。各シグナルにおいても強気シグナルが点灯。ゴールデンクロスや三役揃い踏みが示現しており、基調は強い。目先的には50,000ドルの壁で上値を押さえられることもあろうが、その水準を抜けると上昇スピードに拍車がかかる可能性がある。
マトリクス投資法によるトータルスコアはプラス5であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の50%をロングポジションにする。
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

先月より上昇チャネルを形成しており、トレンド的には上方向。50,000ドルの壁がレジスタンスとなりそうだが、上抜けすると上昇スピードが加速する可能性が高い。
② 移動平均線

9日移動平均線と21日移動平均線がゴールデンクロスを示現した。両移動平均線が上向きとなっており、強気シグナルとなっている。
③ 一目均衡表

相場の方向性を示す基準線は水平方向となっているが、三役揃い踏みが示現しており、最も強い買いシグナルとなっている。
④ ボリンジャーバンド

両バンドが右肩上がりとなっている。これは当面上昇トレンドが続くことを示唆している。押し目があったとしても、Midバンドでサポートされる可能性が高い。
⑤ RSI

足元では73.3と、やや買われすぎ水準となっている。売り圧力には警戒が必要。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >
中村健太郎 (なかむらけんたろう)
大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。