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2018.11.08【三角持ち合い上抜けるも上値重いが】

2018-11-08 08:08[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン イーサリアム リップル ビットコインキャッシュ

 
通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 736,204 24,704 60.5 70,124 6,147
前日比 +1.3% +0.6% ▼0.9% +1.0% ▼1.5%

BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン

Review

意外に中間選挙に振らされる

昨日のBTC相場は堅調な展開。3週間近く抜けなかった73万円を抜けると、74万円台まで上昇した。前日のXRPの上昇もBTCは73万円台トライも失敗。上値の重さを感じさせていたが、ETH共同設立者ジョセフ・ルービン率いるETH関連開発業務を行うコンセンシスが新生銀行と提携して香港でブロックチェーン技術の銀行への応用を始めるとするとXRPに時価総額2位の座を奪われていたETHが上昇、BTCにも上昇圧力がかかり、注目の米中間選挙で当初共和党善戦で日本株が上昇すると73万円を突破、すると三角持ち合いのレジスタンスを抜け74万円台へ。コロラド州知事に仮想通貨推進派のジョアード・ポリス氏が当選したこともプラスに働いたか。しかし、ねじれ議会の公算となり株が下落始めると上値を重くしている。

Outlook

三角持ち合い上抜けした意義

本日のBTC相場は上値余地を探る展開を予想する。昨日申し上げた通り、このところの上昇は、BCHから始まり、XRP、そしてETH、最後にBTCと伝播し三角持ち合いのレジスタンスをブレークした。SECによる証券定義の明確化方針はXRPの証券議論を片付けるだけでなく、ICOの復活の期待感によるETH上昇ももたらした様だ。テクニカル的にはレンジを1万程度ブレークしたからといってダマしの可能性もあるが、こうした材料に支えられていること、アルト全体が堅調である事から、上値余地は大きいと考える。まずは長い三角持ち合いの間に溜まったショートポジションが炙り出される展開が予想される。

FXcoin Daily Report 2018.11.08.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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