直近のNFTニュースから考える次のトレンド

2021-06-30 10:31[ Fracton Ventures

Fracton Ventures Report DeFi NFT ブロックチェーン

暗号資産の相場的には好調だった4月、5月頭から反転し、若干停滞気味が漂う相場ではありますがその中でもNFTの波は止まることを知りませんでした。

2021年6月も数多くのニュースが聞かれたNFTを簡単におさらいしてみましょう。なかなか海外ニュースを連日NFTに特化して追うことは難しいので、ざっと項目別に列挙しています。

1.海外での資金調達


出典:Rarible

大手NFTプライマリー・セカンダリーマーケットプレイスであるRaribleがシリーズAと見られる資金調達を発表しました。調達額は約15.8億円となっており、Venrock Capitalや直近NFTにより資金供給をしているCoinFundなどが参加した資金調達ラウンドとなっています。またこの発表の中で、Raribleは、今日までのサービス開始からの1年半という短い時間で売上総額約166億円を叩き出していることを発表しており、NFTからもたらされる収益がきちんと一大産業化してきていることを示しています。

参考:https://rarible.medium.com/rarible-secures-funding-from-coinfund-to-build-community-governed-nft-marketplace-5695b1a90dc3

2.国内外での販売動向


出典:Sotheby's

国内では6月19日にオークションが終了したRhizomatiksが手掛けたPerfumeの1点もののNFT作品が20,000MATIC(約325万円)で落札されました。また6月22日には同じくオークション形式で販売されていたロックバンドUVERworldのボーカリストTAKUYA∞のNFTフォトアートが3ETH(約60万円)で落札されました。

また海外ではサザビーズで2度目のNFTの販売が行われ、またクリスティーズでもCryptoPunksのNFTが9つ販売されるなど、オークションハウスでの高額NFT販売も一般化してきた印象があります。

3.NFTファンド


出典:あたらしい経済

冒頭1の箇所でご紹介したCoinFundや、レポーティングや投資などを行う海外のDelphiDigitalなどもNFTに投資する為の新ファンドの設立を発表しています。このようなNFT特化の投資熱は海外で更に増しているともいえます。

振り返ってみると、ある種King of NFTとも言えるであろう、大物クリプトアーティストBeepleの5000 Daysを落札したのもシンガポール拠点のNFTファンド、Metapurseであったことも記憶に新しく、このように特定のアーティストや作風、またはコレクティブと呼ばれる一連の作品群を購入していくファンドが登場する流れも加速する可能性が高まっています。特に一定のレア度の高いコレクティブ作品のNFTを買い増していくファンドが現れると相対的にシリーズ自体の価値が高まるなどと期待されると共に、その作家や作風などが注目され、一気に話題になることも期待されています。

まとめ

少しNFTというブームでは地味に見えた2021年6月ですが、実は国内外含め事業者側の発表が多かった印象を持ちます。これは2021年3月の急激なNFTマーケットの立ち上がりを感じ、事業決定の判断を行った事業者及びファンドなどが多かったと想定できるでしょう。

次のポイントは、こうして揃ってくるサービスやソリューションがどのようにアーティストやクリエイターの作品を後押しできるのか、気になるばかりです。各マーケットプレイスが現状のマーケットのパイを奪い合う競争をする環境になっていくのか、それともアーティストと共に成長していける共創環境を作れるのかが非常に重要な観点と感じます。

また、NFTは1点の作品という概念から、コレクティブという意義付けが重要になってきつつもあり、更に今後はNFTを買う・売るだけの用途ではない形でどのように価値を保存させるのか、またNFTを使用させていくのかという観点でも志向を凝らしていくフェーズに移っていくのではないでしょうか。

Fracton Ventures (フラクトン ベンチャーズ)

Fracton VenturesはWeb3.0の未来を支援者ではなく貢献者として共創していく専門家集団です。Web3.0社会の実現に向けてグローバルエコシステムの一助を担うべく活動を行うと共に、サステナブルかつオープンなプロトコルを育てる為のトークン設計を行っていきます。

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