マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-07-27 15:04[ 中村健太郎 ]
週明けに一度は40,000ドルに到達したものの、その後調整が入り、足元では揉み合い推移となっている。直近2日の動きがレンジ内の反発で今朝をピークにレンジに戻るのか、まだレンジを上抜けるのか、見極める必要がある。
マトリクス投資法によるトータルスコアはプラスマイナス0であるため、自己のビットコインのポジションをスクエアにする。
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

3万ドルのサポートで反発、半値戻しとなる35,313ドルも抜けて、全値戻しをトライ。Jun15の上値を抜けて2か月以上続くレンジ取引から抜け出すか、昨日の戻り高値で跳ね返されてレンジ取引が続くか、足元では見極めが必要。
② 移動平均線

9日移動平均線と21日移動平均線において、ゴールデンクロスを示現しており、足元では買い優勢となっている。
③ 一目均衡表

この2日の高値更新で基準線が上向きになっているが、この先、上昇トレンドを継続できるか、横ばい圏で推移か見極めが必要だ。
④ ボリンジャーバンド

足元ではローソク足がバンド幅の上限に達しており、今後反落する可能性が高い。
⑤ RSI

足元は70.7とやや買われすぎ水準ではあるものの、明確な方向感は出ていない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

中村健太郎 (なかむらけんたろう)
大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。