マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-08-10 14:53[ 中村健太郎 ]
移動平均線と一目均衡表では最も強い買いシグナルが出ており、その他のツールは買い若しくはニュートラルとなり、全体的に強気な結果となり、総合スコアはプラスとなった。
マトリクス投資法によるトータルスコアはプラス5であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の50%をロングポジションにする。
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

Jun15高値を更新後、Apr 14高値(64,773ドル)とJun 22安値(28,908ドル)の半値戻し水準まで回復した。この水準が目先のレジスタンスとなるが、上抜け出来れば、相場が上に走りそうだ。
② 移動平均線

9日移動平均線と21日移動平均線のゴールデンクロスを形成しており、両線とも上向きとなっているので、強い買いシグナル。
③ 一目均衡表

基準線は上向きとなっており、さらに三役揃い踏みを示現しており、これは典型的な買いシグナルである。
④ ボリンジャーバンド

バンド幅が拡大しており、足元では両バンドが右肩上がりの平行になっており、上昇トレンドが続くことを示唆している。
⑤ RSI

足元では73.6とやや買われすぎ水準ではあるが、まだ明確な方向感を示すには至っていない。80を超えると売りシグナル点灯となるので、注視しておかなければならない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

中村健太郎 (なかむらけんたろう)
大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。