パウエル議長の暗号資産容認発言で相場が大きく上昇
2021-10-04 12:01[ しょうたのすけ ]

こんにちは!
先週は自民党総裁選挙によって、新しく岸田文雄総裁が誕生しました。1つの時代の区切りとして、これからどのように日本が変わっていくのでしょうか。コロナ対策もそうですが、今後どのように政策を実行していくのか非常に楽しみです。
さて、本題に入りましょう!
BTC相場は478万円台でスタート、月曜日に489万円を記録した後に下落、水曜日に週安値453万円を記録しました。そのあとは徐々に値を戻し、金曜日の夕方に480万円台から530万円台に大きく上昇しました。週末は525万円前後で推移しています。
ETH相場は335千円台でスタート、BTCと同様の展開で月曜日に350千円を記録した後に下落、水曜日に週安値311千円を記録しました。そのあとは徐々に値を戻し、金曜日の夕方に330千円台から363千円台に約10%上昇しました。週末は少し値段を伸ばして365千円前後で推移しています。
XRP相場は102円台でスタート、こちらはBTCやETHと異なり、上下動を繰り返していました。月曜日に100円を割り込み98円を記録した後に反発、108円まで回復しました。しかし、その後は再びじわじわと下落し、木曜日に再度98円台を記録、その後は再度反発して110円を記録しました。週末はもう一段伸ばし週高値118円を記録、115円前後で推移しています。
僕自身の取引は、先々週に475万円で購入したBTCのポジションをキープした結果、含み益が発生しています。先週までの予想は、売り圧力が少し優勢で430万円がサポートラインだと考えており、そこでポジションメイクを行おうと考えていました。
実際、何回か上下したものの、底堅い状況とはいえ売り圧力が少し強い印象を持っていました。しかし、パウエル議長の発言で相場が一転し、買い圧力の方が強くなり、含み損を抱えていたポジションがプラスになりました。このニュースは予想していたわけではないため、ラッキーだったと考えています。
今後は今のポジションをキープしつつ、5万ドルラインである550万円近辺を意識し、そこに到達した場合は一度利食いしようと考えています。
ここからは今週の気になったニュースです!
「パウエル議長、仮想通貨を禁止するつもりはない」
(Coinpost 10/1)内容は以下の通りです。
・FRBのパウエル議長が暗号資産を禁止するつもりはないと公聴会で明確に発言。
・一方でステーブルコインに関しては規制の必要性を強調する。
・現地時間の28日付で暗号資産の現状に関する見解を示すことを求める書簡を受け取り、そちらの回答にも注目が集まる。
現地時間の9月30日、米連邦制度準備委員会(以下FRB)のパウエル議長が公聴会の質疑応答で「暗号資産を禁止するつもりはない。」と明確に発言しました。同議長は7月の公聴会で「デジタルドルを発行すればステーブルコインや暗号資産は必要ない。」と発言しており、前回の発言を撤回する形となっています。
一方で、ステーブルコインに関しては、銀行預金等と性質が似ているが規制の範囲外にあるため、それらと同様の規制が課されることが望ましいと慎重な姿勢を見せていました。
同議長は28日に暗号資産に関する見解を示すことを要求する書留を暗号資産擁護派のテッド・バッド議員を含む複数の議員から受け取っており、回答期限が現地時間の10月15日までなので、そちらにも注目が集まっています。
金曜日の夕方にBTCやETHの相場が大きく上に動いた原因となった報道です。暗号資産に対して消極的だったパウエル議長が、その過去の暗号資産に懐疑的な発言を撤回したため、BTCやETH等主要な暗号資産は10%ほど値段が上昇しました。今後はFRBの姿勢の軟化も期待でき、相場にとって非常にポジティブな材料となりました。ステーブルコインに関しては、10月2日の報道でバイデン政権から公式に銀行規制を適用することを検討すると発表されています。
9月28日に提出された書簡には、暗号資産のこと以外にも金融イノベーションに関してどのように関係省庁と連携して取り組むか、CBDCと暗号資産やブロックチェーンの関係性について質問されており、15日の回答期限までにこちらも良い回答が期待できるのではと考えます。
中国が暗号資産を禁止したことを意識しているかはわかりませんが、反対の動きになっているため今後の両国の動きに注目したいです!
「全世帯に11万円相当のビットコインを配布、米ミズーリ州の市で実現へ」
(Coinpost 9/30、Cointelegraph 10/1)しょうたのすけ
都内の大学に通う文系男子大学生。物心つく前から外貨資産投資を始め、現在もその含み損をかかえている。今は仮想通貨で一山当てて、来年の旅行の足しにするつもり