マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-10-26 13:51[ 地口優 ]
各ツールでの評価がニュートラル水準に戻りつつあるも、総じて強気。今後の相場の流れのカギとなるのは、ボリンジャーバンドがその反落条件を満たすか否かであろう。
マトリクス投資法によるトータルスコアはプラス3であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の30%をロングポジションにする。
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

約6か月振りに史上最高値を更新後、今般の上昇相場の初めての調整局面を迎えているが、小幅な下げに止まっている。
② 移動平均線

ゴールデンクロス示現後、堅調に推移したが、足元では9日移動平均線が横向きになりつつあるため、相場は落ち着き始めているか。
③ 一目均衡表

相場の方向感を示す基準線は依然上向き、また、 “三役揃い踏み”も維持しており、引き続き強い買いシグナルが点灯している。
④ ボリンジャーバンド

バンド幅が収斂し、下記ボリンジャーバンド反落の②から③にかけての状況となっており、上昇相場が一服した可能性が高い。仮にサポートラインとなっているMidバンドをブレイクすると、Lowerバンドに向けての下降局面入りとなる。
<ボリンジャーバンド反落の3段階>
第①段階 Lowerバンドが上向きとなる→相場の反落が近い
第②段階 バンド幅の拡大が停止し収斂する→上昇相場が一旦終了した可能性大
第③段階 相場がMidバンドを下方ブレイク→Lowerバンドに向けての下降局面入り
⑤ RSI

足元では63.7と過熱ラインを下回り、やや相場の勢いを失いつつあるように思われる。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。