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2018.11.21【Coingeek、休戦提案か】

2018-11-21 08:09[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン ビットコインキャッシュ


通貨 BTC XRP ETH BCH LTC
価格 485,418 49.4 15,049.7 25,972 3,730
前日比 ▼10.5% ▼10.1% ▼11.4% ▼32.3% ▼9.3%
BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン

Review

Bakkt延期がとどめ刺す

昨日のBTC相場は続落、BCH分裂騒動に加えBakktの延期で一時45万円台を付けた。ABCとSV間での舌戦が続き、ハッシュパワーでSVがABCを上回ったことを嫌気して60万円を割り込んだが、再びABCが優勢となったこともあり50万円台前半で一旦は落ち着きを見せた。HuobiがABCの入金を開始すると、付与されたABCを換金する動きかBCHが下落、50万円を割り込んだ。米司法省がテザーを捜査しているとのBloombergの報道に対しては当初反応薄だったが、透明性向上と映ったのかショートカバーを誘発した形。しかし、SVのハッシュパワーが再びABCを逆転、またBakktが1月24日に延期されると45万円台まで急落したが、クレイグ氏のスポンサーであるカルビン・エアー氏からハッシュウォーの終了が提案され、若干値を戻している。

Outlook

2015年1月が意識され始める

本日のBTC相場は底値を固める展開を予想する。いよいよ下落相場も佳境に入り、BCH分裂騒動に加え、Bakktの延期も伝わり、またテザーの操作報道も見られた。別稿でご紹介したが、2013年12月からの下落相場は、2015年1月のBitstampのハッキング騒動でセリングクライマックスを迎え、200ドルを割った段階で悪材料が出尽くしたか、下げ止まりを見せた。騒動のきっかけとなったBCHのハッシュウォーにおいても昨日指摘した様にコスト的にきつくなってせいかCoingeekサイドから休戦提案らしきコメントが出てきている。クレイグ氏もこれに反論は見せておらず、市場は徐々に落ち着きどころを探る展開か。

FXcoin Daily Report 2018.11.21.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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