マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-11-24 13:52[ 地口優 ]
移動平均線以外は明確なシグナルは点灯していないが、概ね下降局面へ転じやすい状況となっており、各ツールにおける売りシグナル点灯の有無には注視が必要。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス2であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の20%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

足元では明確な方向感に欠け、Nov10高値とSep21安値の半値押し水準(54,373ドル)、もしくはNov10高値とNov23安値の半値戻し水準(62,232ドル)の上下どちらにトライするか、見極める必要がある。
② 移動平均線

デッドクロスおよび両移動平均線が下向きの状況が示現、強い売りシグナルが点灯している。
③ 一目均衡表

相場の方向感を示す基準線が横向きで方向感は出ず、暫くは雲の下限の水準(53,374ドル)がサポートとなる。但し、ローソク足が雲の下限を下抜けると、典型的な売りシグナルである“三役逆転”となるため、注視が必要。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

バンド幅が拡大し、足元では下落し始めている。今後、このままバンドウォークでLowerバンドに張り付いて下落する可能性があり、要注意。
⑤ RSI

足元では39.0とやや売られすぎ水準ではあるものの、特に方向感が出るほどではない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。