オミクロン株で金融市場は動揺!どうなる今後の暗号資産市場?
2021-12-06 11:30[ しょうたのすけ ]

こんにちは!
12月に入り気が付けば今年もあと1か月となりました。北風が非常に冷たく、年の瀬が近づいているのを感じます。オミクロン株の報道でどのような年末年始になるか想像が難しいですが、今年の総まとめの1か月となるように心がけて行動したいです。
さて、本題に入りましょう!
BTC価格は616万円台でスタート、月曜日~金曜日にかけては630万~670万円の値幅で上下していましたが、米国でのオミクロン株の感染報告で下落した金融市場の煽りを受けて土曜日に495万円の週安値を記録する大幅下落。週末は550万円前後で推移していました。
ETH相場は463千円台でスタート、BTCと似た展開で月曜日~金曜日は480千円~540千円の値幅で推移、土曜日に週安値となる412千円を記録し、週末は460千円前後で推移していました。
XRP相場は104円台でスタート、こちらもBTCやETHと同じ展開で月曜日~金曜日は108円~116円の値幅で推移し、土曜日には週安値71円を記録、週末は90円前後で推移していました。
僕自身の取引は、先週の指針通り指値で5万ドルライン(560万円)に設定していた注文が約定しましたが、含み損となってしまっています。
オミクロン株でここまで相場に影響が出ることは想定外だったため、テクニカル指標で5万ドルと思っていましたが、今回ばかりはどうしようもないと少し感じています。
年末までは売り圧力が強く、上値が非常に重い展開が続くと考えているため、新しいポジションメイクは少し慎重に行いたいですが、長い目で見ればチャンスでもあるため理由付けをしっかりとして取引を行いたいです。
今週は指値ではなく成行で取引を考えられればと思います!
ここからは今週の気になったニュースです!
「オミクロン懸念で日米株式市場の地合い悪化顕著に、仮想通貨市場も連れ安の展開」
(Coinpost 12/2)内容は以下の通りです。
・米国で初確認されたオミクロン株の影響で日米株価が大幅に下落。
・暗号資産市場においても税金確定に向けた手仕舞い売りと重なり上値が非常に重くなる。
・個別銘柄で見るとソラナ(SOL)等のメタバース銘柄は価格を伸ばしている。
米国で新型コロナウイルスの新たな変異種であるオミクロン株が確認されると、NYダウが400ドル超の値下がりをし、日経平均先物も700円安を記録する急落を見せました。
新変異種は既存のワクチンや治療法への耐性が専門家によって懸念されており、そのことから世界的な入国禁止措置やロックダウン等、サプライチェーンの混乱を含めた実体経済への影響が非常に大きくなっています。
株式市場の下落の煽りは暗号資産市場にも広がり、650万円前後で推移していたBTCは一時的に500万円を割り込む展開となりました。
一方で、SOL等の個別銘柄を見ると、メタバース関連銘柄は続伸しており、当該分野に関しては投資家の関心の高さが窺えます。
最近ニュースでも頻繁に取り上げられているオミクロン株ですが、ウイルスとしての人体への脅威よりも前に金融市場がその脅威にさらされる結果となりました。
BTCに関しては650万円→495万円という24%もの下落を記録したため、暗号資産市場の脆さを改めて痛感しました。一方で、イギリスのCoinSharesの週次レポートでもSOLはBTCやETHに次いで投資家の関心が高い銘柄の一つとして取り上げられており、下落相場の中でメタバース関連銘柄とそれ以外で明暗が分かれる結果となりました。
今後は前述の通り、税金確定のための売り圧力が年末にかけて強まるため、年内は上値が重い相場が続きそうです。ただ、ここまで非常にうまく立ち回っているエルサルバドル政府やマイクロストラテジー社がBTCの買い増しをしていたため、狙うタイミングかもしれないことも念頭に置かなくてはいけないと思いました。
「韓国議会、仮想通貨課税の開始を23年まで延期で合意」
(Coinpost 12/4)しょうたのすけ
都内の大学に通う文系男子大学生。物心つく前から外貨資産投資を始め、現在もその含み損をかかえている。今は仮想通貨で一山当てて、来年の旅行の足しにするつもり