マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2021-12-14 12:01[ 地口優 ]
先週に続き、総合評価はマイナスとなり、下落局面継続を示唆する結果となった。ただ、足元では方向感に欠けるツールもあるため、ポジションメイクは慎重に行きたい。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス5であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の50%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

先週は横ばい推移となり、引き続き方向感に欠ける展開。Nov10高値とDec4安値の半値戻し水準(56,271ドル)へのトライ、若しくは、Jun22安値への全値押し方向に動くか、見極める必要がある。
② 移動平均線

下向きな9日移動平均線と21日移動平均線において、デッドクロスを形成しており、引き続き強い売りシグナルが点灯している。
③ 一目均衡表

基準線が横向きとなり目先の方向感に欠けるも、“三役逆転”の状況は維持、依然売り優勢な展開を示唆している。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

両バンドが右肩下がりで、Lowerバンドに張り付くバンドウォークとなっており、当面軟調な推移となる可能性が高い。
⑤ RSI

足元では31.1とやや売られすぎ水準であるが、明確な方向感が出るほどではない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。