ナイキがメタバース進出 NFTブランドRTFKTを買収
2021-12-16 09:00[ しょうたのすけ ]

こんにちは!
先週はZOZOの創業者で実業家である前澤さんが日本人民間人として初めて国際宇宙ステーションISSに滞在した話題がありましたね!学歴や環境に妥協せずやりたいことや夢を追い求める姿は非常に刺激になります。自分も改めて自分がやりたいことに対して全力投球することの大切を実感しました。
さて、本題に入りましょう!
BTC相場は555万円台でスタート、週の前半は値を戻す動きを見せ火曜日の深夜に週高値595万円を記録しましたが、上値は重く勢いが減退しました。結果として週の後半はジリジリと値を落とし5万ドル(約565万円)を割り込み、週末は550万円前後で推移していました。
ETH相場は467千円台でスタート、BTCと似た展開で週の前半は若干回復して水曜日の午前中に週高値510千円を記録しました。週の後半は再び下落、週末は週明けよりも低い450千円前後で推移していました。
XRP相場は90円台でスタート、こちらもBTCやETHと似た展開で週の前半に伸長、水曜日の夕方に週高値となる106円を記録しましたが、その後は反落しました。結果として、週末は93円前後で推移していました。
僕自身の取引は、強い売り圧力に屈して新しいポジションを作ることなく1週間が過ぎていきました。
ポジションメイクを慎重に行うことを意識した結果、週明けの値段の上昇は非常に懐疑的な目で見ることができ、ポジションを持つか悩みましたが結果として損をださずに終われました。
今の金融市場は実体経済の動向→株式等→暗号資産(BTC→その他通貨)の順番で値段の動きが反映されており、暗号資産の大まかな動向をつかみたいのであれば米国株→日本株の順番で見ると価格推移を予測しやすくなっています(全部が連動しているわけではありませんが)。
今後はそちらの動きに注目しつつ、取引を行えればと思います。また、依然として年末の売り圧力が強い展開は続くと予想するため、そこには注意していきたいです。
ここからは今週の気になったニュースです!
「ナイキ、NFTブランドRTFKT買収」
(Coindesk 12/14)内容は以下の通りです。
・ナイキがメタバースに大きな一歩を踏み出した。
・NFTスタートアップのRTFKT買収をTwitterで公表。
・ナイキはすでに2019年にブロックチェーン技術に取り組み始め、スニーカーのトークン化に関する特許を取得している。
RTFKTはメタバース上でファッション関係のNFTを手掛ける新興企業です。「今回の買収はナイキのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる新たなステップであり、スポーツ、クリエイティビティ、ゲーム、カルチャーを融合させ、アスリートとクリエイターにサービスを提供できるようになる」とナイキのジョン・ドナホー(John Donahoe)社長はコメントしています。
記事によるとメタバース・ファッションは急速に拡大しているとのことで、RTFKTのライバルと言えるストリートウェアプロジェクト「Cryptokickers」は4月、NBA(全米バスケットボール協会)の元スター、ウィルソン・チャンドラー(Wilson Chandler)氏と史上初のデジタルシューズ契約を結んでいます。
日本では企業が主導するWeb 2.0型のメタバースが主流ですが、海外ではブロックチェーンやNFTを使ったWeb 3.0型のメタバースがどんどん拡大しています。ナイキの動きもこの流れに乗っているのだと感じました。
「インドのモディ首相、仮想通貨の世界的規範作成を呼びかけ」
(Coinpost 12/11)内容は以下の通りです。
・インドのモディ首相がアメリカが主催のバーチャルサミットで暗号資産に対する世界的規範の必要性を訴えた。
・金融分野やデジタルソリューション分野においては透明性を必要であることを強調。
・インドでは規制案の作成が進んでおり、そちらにも注目が集まる。
インドのナレンドラ・モディ首相が10日に開催されたアメリカバイデン政権が主催する「民主主義のためのサミット」において、暗号資産のような新興技術は世界的に共通の規範が必要であることを訴えました。
同氏は上記のような新興技術は民主主義を強化するために用いられるべきであり、そのためには透明性を確保して、暗号資産を不正に利用することを目的にする人々の手に渡らないような仕組みづくりを世界規模で行う必要があるとしていました。
インドでは現在暗号資産に対する規制に関する議論が活発に行われており、非常に注目が集まっています。
現在国ごとにその扱いが異なっている暗号資産ですが、国際的な規制枠組みはどこまで暗号資産の利点を縛るべきなのでしょうか?
確かにクロスボーダー決済の利便性の向上が主たる目的で最初に登場しましたが、現在はそれが派生してさまざまな役割を持った通貨がたくさん登場しています。送受金の容易さや匿名性はその便利さと危なさの両面性が何度も議論されてきています。
先週はIMFも暗号資産に対する国際的規制枠組みの必要性を訴えています。暗号資産を容認している国と拒絶している国が両方存在している以上、共通の枠組みを設けることは内政への干渉になりかねず、非常にセンシティブな問題ですが、「利用者保護」を共通の目的として、誰もが安心して暗号資産の利用/取引が行え、怪しくないと胸を張って言える日が来れば良いと思います!
今週はここまでです!また来週もよろしくお願いします!
しょうたのすけ
都内の大学に通う文系男子大学生。物心つく前から外貨資産投資を始め、現在もその含み損をかかえている。今は仮想通貨で一山当てて、来年の旅行の足しにするつもり