マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-01-04 13:14[ 地口優 ]
総じて明確なシグナルは点灯しておらず、様子見ムードの展開。移動平均線におけるデッドクロス形成となれば、売りが優勢となる可能性が高い。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス1であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の10%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

直近のレンジのサポートライン45,000ドル台半ば(約525万円)近辺で底堅さを見せるも、依然方向感に欠ける展開。
② 移動平均線

前週のゴールデンクロスはダマシとなった。両移動平均線が下向きに転じ始め、今度はデッドクロスを形成しつつある。ただ、こちらも明確に現れるまでは、積極的なポジションメイクは控えたい。
③ 一目均衡表

基準線が水平方向に落ち着いたことで、“三役逆転”の状況が解消。引き続き雲の下限がレジスタンスとなる上値の重い展開を示唆。
④ ボリンジャーバンド

バンドがほぼ水平となり、明確なトレンドは発生しておらず、レンジ相場を示唆か。当面はMidバンドをレジスタンスとした推移が見込まれる。
⑤ RSI

39.1とやや売られすぎ水準だが、明確な方向感が出るほどではない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。