マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-01-11 11:51[ 地口優 ]
いくつかのツールにて売りシグナルが点灯、足元の軟調地合いを裏付ける形となっている。仮にパターンフォーメーションにおけるヘッドアンドショルダーのネックラインを明確に下回れば、売り圧力が一段と増す可能性が高い。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス4であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の40%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

大きなヘッドアンドショルダー(三尊)を形成し、足元ではそのネックラインを下髭ベースでやや下回るも、サポートラインとして機能している。しかし、同水準を明確に下抜ければ、下げ足が早まる可能性が高い。
② 移動平均線

デッドクロスを明確に形成、且つ両移動平均線が右肩下がりとなっており、更なる下降相場を示唆か。
③ 一目均衡表

相場の方向感を示す基準線が下向きとなり、“三役逆転”の状況が再出。売り方向により圧力がかかる展開が見込まれる。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

バンド幅拡大を伴う下落局面となっており、もう一段安となる可能性が高い。
⑤ RSI

足元では22.5や25.3と売られすぎ水準に肉薄しているため、反転の兆しに注意したい。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。