マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-01-18 12:00[ 地口優 ]
総じてマイナス評価ではあるが、いずれのツールにおいても決定打に欠けるため、相場を注視の上、強いシグナルが点灯するまで慎重に臨みたい。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス2であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の20%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

目先では、ヘッドアンドショルダーのネックラインを割り込むか、Dec27高値とJan10安値の半値戻し水準(45,874ドル)にトライするか、いずれを目指すのか方向感が定まらない展開となっている。
② 移動平均線

9日移動平均線が上向きに持ち直し始めているものの、デッドクロスの状況は継続しており、依然売りシグナルが点灯中。
③ 一目均衡表

“三役逆転”の状況は継続するも、相場の方向感を示す基準線が水平となり、明確な方向感が読みづらい展開に。当面は雲の下限をレジスタンスとして推移するであろう。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

バンド幅が収斂し始めており、下落局面は落ち着いている。足元では、ローソク足がLowerバンドからMidバンドに反発しており、暫く方向感が出難い展開となりそうだ。
⑤ RSI

足元では35.8とやや売られすぎ水準ではあるが、明確なシグナルは出ておらず、売買判断しづらい状況は続くであろう。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。