マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-01-25 13:34[ 地口優 ]
概ね各ツールにおいて典型的な売りシグナルが点灯し、現行の弱気相場の継続を示唆。値柄的には、30,000ドル(約340万円)近辺で下げ止まれるかが、トレンド転換へのポイントとなりそうだ。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス2であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の20%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

足元では、ヘッドアンドショルダーのネックラインを割り込み下げ足が加速、30,000ドル(約340万円)に向け、下値トライ中。
② 移動平均線

両移動平均線が右肩下がりおよびデッドクロスの状況は依然継続、強い売りシグナルが点灯している。
③ 一目均衡表

“三役逆転”を維持したまま、再び基準線が下向きとなり典型的な売りシグナルが点灯、弱気相場継続を示唆。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

両バンドが右肩下がりの平行になっており、下降トレンドが続くことを示唆している。当面はMidバンドがレジスタンスラインとなりそうだ。
⑤ RSI

足元では、27.2と20超を回復したが依然やや売られ過ぎ水準にあり、反転の兆しが窺えるか要注意。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。