マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-02-01 12:02[ 地口優 ]
総合評価はマイナスで、引き続き足元の弱含み地合いを示す結果となった。特にパターンフォーメーションにおけるレンジブレイクの成否が今後のトレンドを決める決定打となるか。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス4であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の40%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

足元では、30,000ドル(約345万円)手前で反発後じり高となり、ヘッドアンドショルダーのネックライン近辺の40,000ドルの水準がレジスタンスとなる可能性が高く、引き続き上値の重い展開が見込まれる。
② 移動平均線

デッドクロスの状況は継続も、両移動平均線が右肩上がりに持ち直してきており、反転の兆しとなるか様子を見たい。
③ 一目均衡表

“三役逆転”および基準線の下向きの状況は維持し、引き続き強い売りシグナルが点灯している。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

両バンドが右肩下がりの平行になっており、下降トレンドが続くことを示唆している。当面はMidバンドがレジスタンスラインとなりそうだ。
⑤ RSI

45.7とニュートラル水準近辺まで戻してきており、足元で明確な売買シグナルは出ていない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。