2022.2.8【ビットコイン、上値追いへ】
2022-02-08 08:23[ 地口優 ]

通貨 | BTC | ETH | XRP | LTC | BCH |
価格 | 5,080,017 | 363,050 | 91.5 | 15,697 | 38,866 |
前日比 | +6.0% | +5.3% | +18.5% | +9.9% | +6.2% |
Review
XRP急騰
昨日のBTC相場は続伸。週末は目立った材料に欠け、BTCは41,000ドル(約470万円)台で小動きとなっていたが、月曜日の朝方にCMEの取引開始後に、先物主導で急上昇。更にはSECとの裁判でRipple社に対し公正な抗弁のためSECの覚書に対応する許可が与えられたことをポジティブに受け止められXRPが急上昇、また春節明けの中国株が堅調な推移となったこともあってか、43,000ドル(約495万円)まで値を伸ばした。その後、CMEの先物が失速、また欧州株が軟調推移で始まると、BTCは一時42,000ドル(約485万円)台に小反落した。しかし、XRP始めアルトコインが引き続き堅調に推移、加KPMGが同社資産にBTCとETH追加との報道やValkyrie社が形成するBTCマイナーへの株式をエクスポージャーとするETF(WGMI)のNasdaq上場承認報道もあり、BTCは44,000ドル(約505万円)台まで上昇した。今朝方は、終始もみ合う展開となっていた米株が引けにかけて軟調に推移したことで、BTCは同水準近辺で上値が重くなっている。Outlook
上値追いへ
本日のBTC相場は堅調推移を予想する。昨日の上昇でBTCは、44,000ドルに到達、これで1月24日につけた底値($32,951)から約3割強の戻しとなった。その結果、12月27日高値($52,099)と同安値の半値水準だけでなく、底値からの3割反発もクリアし、過去のパターンでのトレンド転換の必要条件もクリアしたと言えよう。また、長丁場となっていたRipple社を巡る訴訟問題に進展が見え2022年中に解決するのではとの期待も市場に生まれつつあり、BTCは$44,000水準を明確に上抜けできれば、200日移動平均レベルの49,000ドル(約565万円)や12月27日高値の52,099ドル(約600万円)への回帰も射程圏内に入ってくるか。Follow @fxcoin_jp
地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。