マトリクス投資法によるビットコイン テクニカル分析
2022-02-22 12:34[ 地口優 ]
総合評価はマイナスで売り優勢を示唆するツールがやや多く、再び下値トライの可能性もあるか。
マトリクス投資法によるトータルスコアはマイナス3であるため、自己のビットコイン想定投資額の上限の30%をショートポジションにする。(現物取引の場合、ロングポジションがあればスクエアにする。)
【個別ツールごとの分析】
① パターンフォーメーション

逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)のネックライン近辺をレジスタンスに、Jan24安値(32,991ドル)とFeb8 高値(45,484ドル)の半値押し水準(39,238ドル)を割り込み、全値押しに向け下値を試している。
② 移動平均線

先々週に形成したゴールデンクロスは結果的にダマシであった。今般デッドクロスを明確に形成することとなれば、更なる調整が想定される。
③ 一目均衡表

足元では、基準線が横向きとなり雲を上抜けには失敗、軟調地合いを示唆。“三役逆転”が点灯寸前であるため、同シグナルの条件の成否を注視しておきたい。
<三役逆転の条件>
・転換線<基準線
・ローソク足<雲
・遅行線<ローソク足
④ ボリンジャーバンド

足元ではMidラインを割り込み、且つバンドの形状が水平となっているため、当面方向感に欠ける展開を示唆か。
⑤ RSI

28.4とやや売られ過ぎの水準にあるものの、現時点で明確な売買シグナルは出ていない。
【まとめ】
< チャートポイント >
< 個別ツール >

< 総 合 >

地口優 (ちぐちゆう)
営業推進部
2021年4月入社。