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2018.12.06【R3、XRPをサポート】

2018-12-06 08:11[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン ビットコインキャッシュ リップル イーサリアム


通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 422,681 38.6 11,770 15,122 3,374
前日比 ▼3.1% ▼3.3% ▼5.7% ▼11.1% ▼4.5%
BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン*BCH価格はBCH ABCを使用

Review

ETH・BCHの上値が重い

昨日のBTC相場は引き続き40万円前半での揉み合いも、水準を少しずつ切り下げており、軟調な地合いとなった。Bloombergのインタビューで強気なコメントが続いたことやフィデリティ―やNasdaqのErisXへの出資などで45万円台を回復するも、上値を重く推移。アジア時間に株が下げ止まりを見せたこともあり、一旦は底堅さを見せるが、米財務副長官による違法ICOへの取締り強化やETH関連とされるコンセンシスのジョセフ・ルービン氏がリストラもあり得るとしたことなどが、折しもイーサリアム・クラッシックの開発グループETCDEVの解散と時期が重なったこともあり相場の重しとなった。最後はBCHの下落に相場全体が一段安となった形。

Outlook

再び正念場迎える

本日のBTC相場は下値を固める展開を予想する。引続き、市場はネガティブなニュースに反応し易く、地合いは良くない。更に、11月25日につけた40万割れの水準が近付いており、この水準を割れれば一段安の可能性もある。徐々に取引が再開され始めたBCHが分裂したコインをお互い換金する動きもあり上値を重くする一因となっている形。しかし、分裂騒動は一服、テザー懸念も後退しており、一段と売り込む材料は見当たらない。むしろ、フィデリティ―やナスダックの積極姿勢や、いよいよ始まったR3のXRP利用など見落とされているポジティブな材料も出てきており、市場が冷静さを取り戻せば大きく反発する可能性が高いと考える。

FXcoin Daily Report 2018.12.06.pdf


 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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