マトリクス投資法によるテクニカル分析
2018-08-13 11:30[ 大西知生 ]
① パターンフォーメーション

引き続き”60万円台のサポート”が良く機能している。
仮にこのサポートを下方ブレイクした場合は下げスピードに拍車がかかり、フィボナッチ138.2%となる529,431がターゲットなる。
② 移動平均線

デッドクロスを完成させており強い売りシグナル。
平均線との乖離もまだ小さく、下げ余力がある。
③ 一目均衡表

相場の方向性を示す基準線が下向きであるため売り圧力が強い。
”雲”を下方ブレイクしたため、もう一段安となりやすい。
④ ボリンジャーバンド

バンド幅拡大を伴う下落となっておりもう一段安となりやすい。
⑤ RSI

水準は33.3であるため、やや売られすぎ水準。
ただし、売られすぎ水準となる20には達していないため下げ余地は残されている。


大西知生 (おおにしともお)
FXcoin株式会社 代表取締役社長
慶應義塾⼤学経済学部 東京銀⾏(本部、フランクフルト支店)、ドレスナー銀⾏、JP モルガン銀⾏、モルガンスタンレー証券、ドイツ銀⾏グループを経て、2018 年1 ⽉より現職。2017 年まで東京外国為替市場委員会副議⻑、同Code of Conduct ⼩委員会委員⻑。 「J-MONEY」誌において2017 年テクニカル分析ディーラー・ランキング第1 位。 著書に「FX 取引の王道 − 外貨資産運⽤のセオリー」(⽇本経済出版社) 経済学博士