2018.12.25【米政府閉鎖、Bakkt開始目途立たず】

2018-12-25 08:13[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン イーサリアム リップル


通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 443,794 45.5 15,752.1 20,481 3,779
先週金曜日比 +0.9% +10.6% +25.2% ▼2.0% +6.0%

BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン*BCH価格はBCH ABCを使用



Review

ETH、XRPが高い

週末のBTC相場は堅調な展開。XRPやETHが大幅に値を上げた。米下院に仮想通貨を有価証券としない法案が提出されたこともあり46万円台を付けるも失速、FacebookがWhatsApp上で送金できるステーブルコインを開発中との報に値を上げるも韓国の交換所に寄る出来高水増し、またコインチェックだけ登録となる事への自民フィンテック議連の不満もあり上値を重くした。米政府機関閉鎖が現実味を帯びるとBakkt等の承認延期に繋がると嫌気され、Coindeskに1週間程度の延期が報道されると41万円台を付ける。しかしイーサリアムの共同創始者ジョセフ・ルービン氏が相場の底打ちとETHの将来性を楽観視すると反発、大手米銀などの参入の遅れ指摘する記事に値を下げるも、BainanceによるXRP基軸での取引開始報によりXRPが上昇、BTCも連れ高となった。

Outlook

高値警戒感

本日のBTC相場は引き続き堅調な推移を予測するが、高値圏では警戒感も高まるものと思われる。週末はETHやXRPの上昇に下支えされた形だが、ETHはルービン氏の率いるコンセンシスのリストラで下げていた分、同氏のコメントで買い戻された部分もあったか。売り材料出尽くしで底打ちした相場だが、上値を追う程の材料は出ておらず、あくまで底値からの反発相場だ。50万円近くまでの反発を予想するが、機関投資家の参入の遅れという材料も浮上しており、短期勢の高値圏では利食い売りが予想される。

FXcoin Daily Report 2018.12.25.pdf



松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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