クリスマス・プレゼントとICO

2018-12-25 17:32[ にく

仮想通貨小噺 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

3連休は最終日の24日に滋賀の実家で法事があったので、22-23日と兵庫県東条湖にあるおもちゃ王国に行き、そこから滋賀に向かうことにしました。関東の人にはなじみが薄いのですが、昔の東条湖ランドです。このおもちゃ王国という企業はユニークで、元々はおもちゃやだか卸だかを営んでいた岡山の会社のようで、経営不振となった遊園地を、既存の遊園地の施設を有効利用しながら、おもちゃで自由に遊べる部屋をたくさん作ることで小さな子供用の施設として再生している様で、フランチャイズ形式で全国4か所でおもちゃ王国を運営している様です。何でも、東京ドームシティーにもおもちゃ王国があったらしく、今でもアソボーノの運営に一部関係している様です。リピーターなりに特徴を言えば、良い言い方すれば小さな子供相手向けに特化した運営に徹していて、悪く言えば、それ故、子供だましで、それ故、低コストで再生できているのでしょう。TDLやUSJのように大人の目で見ても隙が無いつくりにしてしまってはコストがかかり過ぎてしまいます。

軽井沢の方は、いっぱいおもちゃで遊んだ後に、おもちゃ屋を通らないと帰れない仕組みになっていて閉口するのですが、東条湖の場合はその為にわざわざ入口と出口とを別々にしていました。もう一つ残念だったのはクリスマス企画でおもちゃ抽選会があって、大体300人くらいのお客に人気のおもちゃが10個強用意されていたのですが、近くの子供たちが当たったのにうちの子は当たらず、息子が泣き出してしまったことです。サンタさんに貰えるから大丈夫と慰めても、泣き止むまで大変でした。そのクリスマス・プレゼントも意外と大変で、我が家はそこまで厳密にはやってはいないのですが、一応、サンタさんから貰える、クリスマスの朝に枕元にプレゼントがある形式を採っています。すると、事前におもちゃ屋に連れて行って希望を聞き出し、その後、再度おもちゃ屋に買いに行くか、宅配を頼みます。配達時間も、子供たちに気付かれない様に平日の午前中にするなど細心の注意が必要です。

で、早めに上がれる日におもちゃ屋に連れて行ったところ、長男はレゴ(これは誕生日に回しました)とムシ忍のセットを欲しがり、早めに決定しました。シンカリオンかパトレンジャーかと思っていたら意外だったと、子供が好きそうなムシの忍者の組み合わせと言う安易なキャラクター設定に難色を示してみたのですが、どうやらYou Tubeで見て前から欲しがっていた様なのと自分が幼稚園児だったころミクロマンの基地が欲しくてたまらなかった事を思い出し、購入することにしました。

しかし、息子にはもう一つどうしても欲しいものがあると言います。アンリミティブというおもちゃメーカーが発売している運動靴です。これを履くとお友達より速く走れる用になるそうです。何でも靴の中にメモリーカードが入っており、歩いたり、走ったり、もも上げなどのトレーニングをするとポイントが貰え、スマホ内のゲームで遊べるという優れもので、運動測定の結果をランキング形式で表示もできるらしい。要は、昔の小学生は、冬の休み時間を利用した校庭マラソンで、台紙の上で琵琶湖1周だとか東海道走破を目指すことに夢中になっていましたが、あれをIoTを駆使して、トークン化して、更に友達同士でデータを共有したりする訳です。おそらく小学生は熱中するでしょう。大人用も発売したら親御さんもお揃いで買ってしまいそうです。世の中には、うまいことを考える人がいるものです。我が家に関しては、残念ながら息子に合うサイズは発売しておらず、今回は断念しました。

仮想通貨業界でも様々なトークンが存在します。その多くは交換所の手数料が割引になるだとか、お店の宣伝をして割引で食事ができるだとか、小職の勉強不足かもしれませんが、直接的と言うか、金儲けが前面に出過ぎているせいか、今一つひねりが足りない印象を持っています。例えば、公文式やサピックスなどのプリントをネット上で1枚解く毎にトークンが貰え、集まればゲームで使えたり、おもちゃが貰えたり、お友達やもしくは全国レベルでランキングが出たりすれば、小学生を熱狂的に勉強させることもできるでしょうし、Z会や大学への数学などに応用すれば受験業界のあり様を様変わりさせてしまうかもしれません。小職の場合で言えば血糖値を低めにキープできればトークンが貰えるだとか、厚労省が禁煙トークンだとか健康増進トークンだとか、ドライブレコーダーと連携して安全運転トークンを発行して保険料と連動させるだとか、様々な知恵があると思います。また、仮想通貨とは異なりますが、来年の消費税引上げ対策としてプレミアム商品券発行案が浮上している様ですが、紙の商品券はやはり使い勝手が悪く、こうした分野こそデジタル化、ブロックチェーン化の応用が期待される分野だと考えます。また、さるぼぼコインなど地域通貨という試みと合わせ、地域でしか使えない期限付きのデジタルマネーであれば、ふるさと納税での返礼品としても人気が出そうです。金融出身の小職のアイデアはこの程度ですが、世の中にはマーケティングの天才がゴロゴロしているので、きっといいアイデアが生まれてくると考えています。何が言いたいかと言えば、現時点ではICOは法整備の過程ですが、今後、STO等の規制された形でトークン発行が活発化する際には、我々を唸らす様な良く練られたヒット商品が必要だということです。世界的に見てもICOは開店休業の状態ですが、それは規制の厳格化もありますが、発行側の安易さというかアイデア不足もあったのではないかと考えます。

因みに、先ほどのおもちゃ王国ですが、親が楽しめるようなものはあまりなく、子供がおもちゃで遊んでいる間、お父さん(お母さん)たちは周りに座り込んで、つかの間の休憩をする感じなのですが、ただ、よく見ると、連れて行くたびに子供が興味を示すおもちゃに変化が出て成長を感じられます。以前はプラレールばかりだった長男も、車のロボットに移行していたのですが、今回はブロックに夢中になったり、下の娘と一緒に遊んだり変化が見られてきました。少し強引ですが、トークン発行も今までの直接的なプロジェクトでなく、なるほどと思わせるようなアイデアが出てくるのではないかと考えています。それには、従来の技術系スタートアップがIT脳で考えるプロジェクトでなくて、金融やビジネスと融合していいアイデアが必要で、そうすればこの分野はきっと成長していけるのではないかと考えています。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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