2018.12.26【相場反落の理由】

2018-12-26 08:17[ 松田康生


通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 417,425 42.1 14,461 18,494 3,438
前日比 ▼5.9% ▼6.7% ▼7.2% ▼9.3% ▼8.7%

BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン*BCH価格はBCH ABCを使用

Review

利食い売り

昨日のBTC相場は急落、ここのところの反発相場から調整売りが出た格好。相場低迷による投資銀行の参入意欲後退やBakktの延期観測などもあり46万円台から若干の調整を見せていたBTC相場だが、週末にはETHやXRPの反発もあり47万円近辺まで値を伸ばしていた。しかし、中国メディアからのBitmain社の大幅リストラの報道もあり、反落。CCNから米国からの本国送金の約16%が仮想通貨とのニュースもあり一旦は下げ止まるが再び急落。BitMex社のロングポジションが急減しており、急反発後の利食い売りが指摘されている。GMOのマイニング機器製造・販売から撤退し、355億円の特別損失を計上するとのニュースもあり40万円台を付けるが、Bitmain社から大幅リストラでなく通常の調整だとの反論もあり下げ止まっている。

Outlook

BCHに再び注意

本日のBTC相場は堅調な推移を予測する。昨日は、堅調推移するとしつつ、高値圏では警戒感も高まるものと予想したが、想定より若干利食いが先行した形となった。背景には機関投資家参入に向けたインフラ整備が遅延している事があり、要は買い材料が続かなかった事になる。ただ、今回の売りは大きな材料が出たというより、急速な反発の調整売りと思われ、再び騰勢に転じると考えるが、40万円台後半を突破するには材料不足か。引続きBCHの動きにも注意が必要か。

FXcoin Daily Report 2018.12.26.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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