2018.12.28【レンジ下抜けの背景はポジション調整か】

2018-12-28 08:17[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 398,555 38.8 13,126 17,067 3,169
前日比 ▼4.9% ▼6.8% ▼9.7% ▼11.4% ▼6.5%
BTC:ビットコイン ETH:イーサリアム XRP:リップル BCH:ビットコインキャッシュ LTC:ライトコイン*BCH価格はBCH ABCを使用


Review

朝方、下落した背景

昨日のBTC相場は軟調な推移。41万円近辺で底堅い推移を見せていたが、朝方レンジを切り下げた。機関投資家の参入遅延といった材料もあり高値圏から反落していたBTC相場だが、40万円近辺で底堅さを見せていたが、IPOの難航が報じられていたBitmainに続き大手交換業者Huobiもレイオフに踏み切るとの中国系メディアの報道を嫌気した形。ただ、本日、BTCオプションとCBOEのBTC先物の期日を迎えることを受けたテクニカルなポジション調整が出たのではとの見方もある。ただBitMexのポジションを見ると、今回の下げで、この数日のレンジ相場で増加したロングポジションが解消しており、オプションや先物の期日を前にポジション解消の動きが出た形か。

Outlook

材料難の中、テクニカルな動き

本日のBTC相場は底堅い展開を予測する。BTC相場は目立った材料の無い中、テクニカルな需給に振らされ易い展開か。オプションの期日付近ではストライク付近で揉み合う傾向があるが、今回は3750ドルのストライク付近で揉み合っていたものが3500ドル付近に値を下げた形。CBOEの先物もNon Reportableのポジションはロングだが、Leveraged Fundsのポジションはショートであり、期日に向けどちらへ振れるかは何とも言えない。BitMexなどでは全体でショートに偏っており、全体で見るとショートカバーが優勢と考える。

FXcoin Daily Report 2018.12.28.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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