2019.01.11【ブラックロック、アンチのウィードマン氏を昇格】

2019-01-11 08:13[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 393,539 36.0 14,004 14,664 3,682
前日比 ▼8.8% ▼9.8% ▼14.5% ▼15.6% ▼13.9%

 

Review

ビットメイン・ブラックロックがきっかけか

昨日のBTC相場は急落。年末年始の三角持ち合いを上抜けた後、上値の重い展開が続いていたが、ETCの51%攻撃の被害が報告され始めたこと、本邦ETF承認検討報道が誤報だったこと、米与野党協議が決裂したことでBakktやETFの承認に影響が出そうなことなど悪材料が続いたが比較的底堅い値動きを見せていた。今朝方のSouth China Morning Postで以前から噂はあったものの真偽が不明だったウー・ジハン氏の退任報道、更にブラックロックがラリー・フィンクCEOの後継候補とされるアンチ仮想通貨のマーク・ウィードマン氏を昇格させたことなども嫌気され40万円台へ急落。その後、しばらくもみ合ったが、米州時間に39万円割れの水準まで値を下げている。

Outlook

まだロング解消せず

本日のBTC相場は下値余地を探る展開か。先日来、申し上げて来たようにBTC相場は新年の相場に対する期待からか、パッとしない材料が続く中ロングポジションが溜まり、やや危険な状態であった。そこに、同社からの発表は無いがウー・ジハン氏の退任報道、ブラックロックの報道などがきっかけを与えた形か。BitMexなどのポジション的にはまだロングが解消しきれておらず、まだ下値余地を探る展開と見るが、昨日申し上げた通りそう大きな売り材料が出ている訳でもなく、そうした売りが一巡すれば相場の反転も見られよう。

FXcoin Daily Report 2019.01.11.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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