やせ薬と技術革新

2019-02-05 09:13[ にく

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週末は横浜のアンパンマンミュージアムと春日部の日帰り温泉に行って来ました。前者は2-3か月に1回、息子の散髪に通っています。1000円のところも試してみたのですが、泣いて暴れて、一度で凝りました。お父さんはもう何十年も1080円以上払ったことが無いのに4歳児で4000円以上かけるとは贅沢だとも思いますが、息子は小職譲りの天然パーマで、初めて散髪した時に、もう、くるくるパーマじゃないね、と言った言葉が忘れられなくて、幼稚園でお友達に何か言われているのではないか、と思ったら4000円なんか安いものと思ってしまう次第です。翌日の春日部の温泉施設は、本来ならば桐生市にあるカリビアンセンターに行くつもりだったのですがボイラー点検で2月は全休で、深谷市のアクアパラダイスパレオも東京サマーランドなども同様でした。逆に2月に空いているのは温泉施設ばかりで、竜宮城は子供プールが無いし、箱根のユネッサンはお昼からだと遠いので、急遽、春日部の温泉施設にしたのですが、子供プールには滑り台が2基あったり、25mプールもあり、温泉も含め楽しめました。誤算だったのは、畳敷きの大広間で休憩できるのですが、ステージの上でカラオケ大会を開催していた事です。参加者はみな老人ですからもちろん大音響です。更に驚いたのが、その大音響の中、息子と家内が寝始めた事です。困惑した娘の方も家内に寄り添って寝転んだので、ちょうど足のむくみ困っていたこともありその間、抜け出して足つぼマッサージをしてきました。

この足のむくみですが、1月の初め頃から気になっていたのですが、右足だけだったのが土曜に起きると左足もむくんできて、クロックスを履くのにも苦労する始末。たまらず、家内の勧めで近くの総合診療所に見てもらいに行くことにしました。すると、足のむくみは心臓か腎臓の問題の可能性があると言われ、心電図、レントゲン、採血され、次回心臓エコーの予約もしました。そこで、根本的解決ではないがとフロセミドという薬を渡されました。何でも利尿剤だそうで、念のため体重管理に気を付けろとお医者さんは言います。1日1キロくらいならいいが、2-3キロ減る様なら服用を止めてくれと。???という気持ちで服用してみると、言っている意味が分かりました。確かに、服用して数時間は驚くほどトイレが近くなります。1時間に一度以上。こんなに出るものかと驚くばかりです。こりゃ、体重も減るわ、、、と思う一方で不思議な思いも出て来ます。大河ドラマの韋駄天では金栗四三が水抜き油抜きといって水分を取らず体重を落とそうとしていました。ボクシングや競馬などで汗取りと言って、サウナスーツを着て走ったり、長時間サウナに入ったり、、、そんなことをしなくとも利尿剤を飲んだら、簡単に水分が落とす事が出来るのではないか。スポーツ選手であればドーピングで引っかかるのでNGですが、単にダイエットをしたいならわざわざ辛い思いをしなくてもいいのではと思ったりします。後は、病気でもない人が薬に頼る危険性と長期間サウナに籠る危険性とどちらを取るかでしょう。もっと言えば、実は痩せる薬というものは存在します。満腹中枢を抑えるものが一番効くらしく、ただ副作用もあるので一般の人にはお勧めできない様です。やはりラクをしてはいけないのかもしれません。

少し例が良くなかったかもしれませんが、何が言いたいかというと、結構、当たり前だと思っている苦労も、技術の力でショートカット出来る場合もあるという事です。仮想通貨の世界でもそうした問題が今まさに解決されようとしている分野があります。それは決済です。通常、一般の個人が仮想通貨を買おうとすると、予め代金を交換所に入金しておく必要があります。逆に売るときは事前に交換所に仮想通貨を入金しておきます。証拠金取引の場合も、事前にその倍率相当の必要証拠金を入金しておく必要があります。証拠金倍率が4倍であれば、少なくとも売買する金額の25%相当(プラス損益のバッファー)を予め入金しておく必要があります。しかし、交換所同士の取引となるとそう簡単ではありません。仮想通貨の交換所において大口の取引があればリスクをヘッジするために他の交換所と行うカバー取引は、為替の世界などでも一般的に行われています。ただ、この場合、お互い証拠金を差し入れ合うのでは資金負担が大変です。また、仮想通貨と法定通貨を売買しても、どちらが先に受け取るかで資金負担は異なってきます。また、その間に取引相手の交換所が破綻したら大変です。為替の世界では通貨による決済通貨の時間差から生じるリスクを破綻した西ドイツの銀行の名前を取ってヘルシュタットリスクと呼ばれています。

先月、日本政府の新技術の社会実装を目指して、規制の一部を緩和する「サンドボックス制度」の対象にCrypto Garageが制度として3件目、仮想通貨関連として初めて認定されました。これは、仮想通貨と法定通貨とを同時に決済するもので、実現すれば上記の資金負担やカウンターパーティーリスクなど交換業界の悩みが解決されます。円決済に詳しい小職としては、どうやったらそんなことが実現できるのか不思議でしたが、BTCとペッグしたトークンと円建てのトークンとを発行して、アトミックスワップで同時決済を行うというもので、確かにその方法なら出来ると目から鱗が落ちる思いでした。これはコロンブスの卵で、ならば仮想通貨取引に対する対価を法定通貨でなく、円建てステーブルコイン、円建てトークン、更には既存の電子マネーなどにしてしまえば、使い勝手が飛躍的に向上する訳です。交換所に預けている法定通貨もそのまま寝かしているだけでなく、電子マネーとして使えるようにすれば利便性も向上します。BTC決済が広がれば、有利なレートで決済するウォレットなどが登場すれば更にいいかもしれません。また、日本の交換所同士の取引のスタンダードが例えば取引成立時ないし翌日の同時決済と定まれば、交換所間取引も活発化し、為替の様なインターバンク市場が存在しない為に交換所毎にプライスにばらつきがあり価格形成が不透明という仮想通貨の弱点も大幅に改善される可能性もあります。海外ではカストディーを提供するBitGoがOTC取引業者と組んで、カストディーサービスを利用する顧客がコールドウォレットから直接取引を行い、ハッキングリスクを低減すると発表されています。こうした新しい技術やアイデアで今まで当たり前だと思った不便さが解消するのも黎明期の仮想通貨業界の面白さだと思います。

因みに、前述のやせ薬ですが、副作用もあり医師の処方箋が必要ですが、それにはBMI35以上という厳しい条件があるそうです。身長170cmで102キロ以上です。小職の場合、勧誘されるくらいですから、この基準を余裕でクリアしている事は口が裂けても言えません。

にく

前職は外資系金融機関外国為替営業。国内だけでなく海外を仕事(?)で飛び回る日々を送っていた。自らライオンと称しているが、他の動物に例えられることが多い。 好きなものは東南アジア諸国。趣味は早朝ゴルフ。特技はタイ語。

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