2019.2.8【Binance CEO 将来リップルと提携したい】

2019-02-08 08:23[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン リップル


通貨 BTC XRP ETH BCH* LTC
価格 367,876 32.1 11,486 12,556 3,646
前日比 ▼0.2% +0.4% ▼0.2% ▼1.5% +1.2%



Review

売り買い材料に反応せず

昨日のBTC相場は揉み合い推移。一般教書演説前後での急落後、強弱材料は散見されるもあまり反応しない展開が続いている。強気の材料として、(急落前に放映されたものだが)仮想通貨に悲観的だったJPモルガンのアナリストが投資家の関心が回復する可能性を指摘、またTwitterのCEOがライトニングネットワークのリレーに参加、売り買いどちらの材料か微妙だった安倍首相の答弁などが挙げられる。一方で、SoftbankによるNVIDIA株売却、インド情報技術相による仮想通貨に法的保護は無いとする発言、強気予想のトム・リー氏率いるファンドストラットの短期的弱気予想、Bakktの偽情報が出回るとの報道、加交換所の続報など。BinanceのCEOがSNSで質問に答えるAMA(Ask Me Anything)の中でリップル社の提携に前向きな姿勢を見せたが、この材料にも反応は限定的だった。

Outlook

米政府再閉鎖の有無

本日のBTC相場は、上値の重い展開を予想する。単なる予想や関係者の発言など小粒な材料が続いたせいもあるが、昨日は見事に小動きに終始した。その背景には、やはりもっと大きな材料、すなわち2月15日からの米政府再閉鎖の有無を気にしていると考える。これでまた長期の閉鎖に突入すれば、ETFどころか、Bakktの開始もおぼつかなくなり、また規制の議論も停滞、年内の機関投資家の本格参入が難しくなると、ロングポジションをキープする正当性が揺らぎかねない。この問題に目途がつくまで相場は動きにくいか。


FXcoin Daily Report 2019.02.08.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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