2019.3.4【XRP好材料続くも上値重いが】

2019-03-04 08:27[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン リップル イーサリアム


通貨
BTC
ETH
XRP
LTC
BCH*
価格
423,932
14,903
35.1
5,412
14,726
先週金曜対比
+0.1%
▼2.5%
▼0.6%
+4.2%
▼0.4%


Review

方向感出ず

週末のBTC相場は横ばい推移。上値も重く、下値も堅い展開が続いている。金曜日のイーサリアムのアップデートは無事成功したが、既にその材料での乱高下は終えていたせいかSell on the Fact気味に上値を重くした。一方、CoinbaseのXRP取引の一般投資家への開放、BinanceのJPMコインはXRPのライバルにならないとのレポート、リップル社宛集団訴訟の原告が求めていた州裁への差戻請求が却下されたことなど好材料が続いたXRPは堅調に推移、36円台を伺うもその後は上値を重くしている。こうした中、BTCも方向感のない取引が続いいているが、創業者死去によるコールドウォレットの鍵紛失で話題となったカナダの交換所の残余財産を監査法人が精査したところ、コールドウォレット分を足しても資金が1億ドル不足しているとの報告も上値を重くしたか。

Outlook

XRPの好材料続く

本日のBTC相場は引き続き底堅いが上値の重い展開を予想する。2月のBTC相場は7か月ぶりに反発したが、そうしたアノマリーに注目が集まる分、5年連続の下落を見せた3月の当初は上値が重い。特に、相場に方向感が出ない中、そうした傾向が出やすいものと考える。そうした中、好材料が続きながら出遅れているXRPの反発が相場を下支えするかに注目している。Weekly Reportでも申し上げたが、ポイントは出来高だと考えており、先週増加した500百万ドル以上の水準を維持できるか注目したい。

FXcoin Daily Report 2019.03.04.pdf

 

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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